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女子プロレスラー豊田真奈美が引退 [スポーツ]

今でこそ女子プロレスの団体が増えて、華やかな選手もいればそうでない
選手もいるという感じで、女子プロレスの冬の時代は終わった感じですが
女子プロレスが大盛況だった時代から人気が廃れて真冬日のようになった
時代を経て、30年間現役を続けてきた女子プロレスラーのレジェンドと
言われている豊田真奈美選手が引退しました。

manami_toyota_last.jpg

今はすでに引退している北斗晶の二年後輩として全日本女子プロレスから
デビューして、アジャコングやブル中野、井上貴子、井上京子などの選手
と名勝負と言われる試合を残し、2002年からはフリーになって多くの
団体が旗揚げされた女子プロレス界で活動していました。


先日引退した大仁田厚と同じく、慢性的な体の不調(首と肩)により万全
な状態でリング上に立つことが出来なくなったことを理由に、11月3日
の30周年記念興行~飛翔天女~を最後に引退することを発表しました。

manami_toyota.jpg

飛翔天女と呼ばれるようにコーナーポストから飛ぶことで知られ、大技を
見せられる女子プロレスラーとして人気があり、まだまだ本人は現役続行
をしたいようですが、肩と首の痛みが堪えられないレベルになっていると
いうことで、引退試合では涙の挨拶ということになりました。

最後の試合ということで、今までに戦ってきた女子プロレスラーだけでは
なく男子プロレスラーも参戦して、一人当たり一分の制限時間で51人と
54試合(最後の3試合は後輩の鈴木つかさと3試合)を戦って、リング
を後にしました。



ボクシングと違ってライセンス制でないプロレスは体調管理などに厳格な
規定がないために大きな怪我をしたり、レフェリーもスポーツ医学などに
精通していない素人(レフェリーもライセンス制度はない)が倒れた選手
の異変に気付くのが遅れて命を落とすことがあることから、ボクシングと
同じように試合の感覚を開けたりすることが必要でしょうが、試合の数が
少なければ、それだけ収入も減るので団体の運営が困るというような感じ
で、無理に試合を続けているという状態が続けば、痛めた怪我もなかなか
治らないと言うか悪化するばかりなので、現役を続けたくても思うように
体が動かないというようなことになってしまうようです。

まだ長与千種とダンプ松本などは現役を続けていますが、痛み止めの注射
を打ったりしても痛みが完全に解消されることはないようなので、本当に
好きでないと出来ない仕事だと思いますが、半身不随とかになってしまう
というのは極端すぎるので、一定の規定は必要なのでは?と思います。

豊田真奈美選手はこれからじっくりと古傷を癒して、また現役復帰できる
ぐらいに元気になって下さい。



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