「劇場版 マジンガーＺ ／ ＩＮＦＩＮＩＴＹ」

漫画家・永井豪さんの画業（あまり見かけない表現ですね）５０周年記念
という意味合いも込められているらしいですが、私が小学生の頃にテレビ
で放映されていた「マジンガーＺ」が４５年ぶりに新作のアニメーション
映画として上映されます。



実際の映画公開日は来年２０１８年１月１３日なんですが、オープニング
テーマはオリジナル版も歌っていた水木一郎さんが当然、担当します。
４５年経っても作者もテーマソングの歌手も健在というコンテンツは実は
少ないような気がしますので、永井豪さん、水木一郎さんともにしっかり
体のメンテナンスをしていらっしゃるということなのかな。

永井豪さんの漫画と言えば、子供の頃は「ハレンチ学園」が漫画でも実写
のテレビドラマでも一番記憶に残っているわけですが、テレビドラマ版の
キャストで記憶にあるのは十兵衛役の小島みゆきだけなんですよね。



今は亡き藤村俊二さんがトラ柄の衣装でヒゲゴジラを演じ、宍戸丈さんが
マカロニ役を演じていた映画の方が記憶は鮮明です。
（何度も再放送をしていたので覚えたのでしょう）

漫画はハレンチ学園の話がハレンチ大戦争になっていって最終的には登場
人物の大半が死んでしまうという当時の漫画としては斬新と言うか画期的
なストーリーだったのでしょうが、リアルタイムに読んでいて、どうして
こういう全員が死ぬ方向に行くんだろう？と不思議でした。

けっこう仮面など下ネタ系の漫画も多かったのですが、スーパーロボット
が登場するマジンガーＺや、日本を代表するダークヒーローの一人である
デビルマン、また破滅した都市で生き残ったバイオレンスジャックなど、
引き出しの多い漫画家だとも思います。



７２歳の現在も「デビルマンサーガ」を連載しているのは単純にすごいと
しか言えないわけで、そんな永井豪さんの画業５０周年を祝福する新作の
マジンガーＺは世界各国からの問い合わせも多いようです。

まだ後、１０年ぐらいは新作を発表してくれそうな永井豪さんですが旧作
をアニメ化しても、まだ大きな話題になるのですから、勢いのままに新作
も旧作も映画にしたり、テレビアニメにして見せて欲しいものです。

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