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ゴールドアリュールが突然死 [競馬]

競走馬を引退し、種牡馬として活躍していたゴールドアリュールが心臓の
病気を発症して突然死しました。



父馬はあのディープインパクトやハーツクライ、ステイゴールドなど日本
の主流血統になっているサンデーサイレンスですが、芝コースでは実力が
発揮できず、ダートコース(砂)に転向後、ジャパンカップダートなどの
大きなレースを勝って、一流種牡馬が集まる社台スタリオンステーション
で種牡馬になり、エスポワールシチーなどのダートコースで強い馬を輩出
し続けていて、2月19日に開催されたフェブラリーステークス(GⅠ)
でもコパノリッキーとゴールドドリームが出走しました。


霊がどうとか書くと笑われそうですが、競馬では父馬や母馬が亡くなった
次のレースに出走すると、死んだ親馬の霊が乗り移ったとは言いませんが
馬の世界では親馬が死んだことがわかったかのように神がかり的に産駒が
勝つということはよくあるので、フェブラリーステークスは残された二頭
のどちらかが勝つかもね、と思っていたら二番人気のゴールドドリームが
一着になり、また三歳馬のエピカリスがヒヤシンスステークスで一番人気
で一着になりデビュー以来負けなしの四連勝になりました。





エピカリスには3月25日にドバイで開催されるUAEダービーの招待状
が届いているため、招待に応ずるかどうかの判断が下されることになる他
今回勝ったヒヤシンスステークスは日本からケンタッキーダービーに参戦
するための選考レースに指定されているため、このレースに勝ったことで
ケンタッキーダービーへの参戦も検討されることになり、日本の生産馬が
昨年のラニに続いてレベルの高いレースに出走するかもしれません。

巷で政治家や愛国者を名乗る怪しげな人間たちが、なにかというと日本は
凄いと大風呂敷を広げて気持ち悪い自己陶酔をしていますが、生臭い人間
たちの捏造ネタなど見なくても、日本のホースマンたちは、本当に世界で
通用する競走馬を育成していることを日本はもっと誇りにするべきです。

将来、自分自身の後を継ぐと思われる優駿が二頭出揃ったことを見届けて
ゴールドアリュールは天馬になって、空高く駆け上がっていったことだと
思います。(18歳でしたから少し早い気はしますが。)

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