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プロレスの場外乱闘の不思議 [スポーツ]

最近は第何次になるのかはよくわかりませんが、新たなプロレスブームの
状況になっていて、昔からある全日本プロレスと新日本プロレス以外にも
いくつものインディーズ系の団体が興行を行っていて、全国各地のどこか
で毎日、試合が行われているという状況になっているようですね。

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アントニオ猪木とジャイアント馬場が絶対王者だった時代から藤波辰巳や
天龍源一郎、長州力、前田日明、高田延明、小川直也、など幅広い年齢層
の選手たちや今では故人になってしまったラッシャー木村、ジャンボ鶴田
三沢光晴、橋本真也など、それぞれに盛り上がっていた時代を見てきた者
としてはプロレスがまた盛り上がるのは良いことだと思います。

が、プロレス関連のニュースを見て、以前から不思議に思っていたことに
ついて書いてみようと思います。


私が読んだニュースというのは、WWE傘下のNXT(アメリカでPPV
方式のテレビ放送を前提としたレスリング団体)でチャンピオンになった
中邑真輔選手が、前チャンピオンのサモア・ジョー選手から襲撃を受けて
救急搬送されたというものですが。



リング上でサモア・ジョーから再戦要求を受け、それを受諾した中邑選手
がステージに戻る途中で背後からジョーの攻撃を受けて鉄製のステップに
身体を打ち付けられて首と胸を固定されて担架で運ばれ、その後救急車で
搬送されたという話なんですが、試合とは違った場所で暴行したらそれは
暴行傷害なんじゃないでしょうか?

日本でも過去にはタイガー・ジェット・シンが、街中でアントニオ猪木を
襲撃し、その報復としてアントニオ猪木がタイガー・ジェット・シンの腕
を折るという一件がありましたが、これは後日談でシナリオのある演出の
一つであったことが明かされましたが、リングの中で闘って決着を付ける
というのが本来の格闘技であると思うので、無意味に頭を鉄柱にぶつけて
出血させるとか、昔のブッチャーのようにフォークで刺すとか、ルールを
逸脱した演出の試合を見て何が面白いのかサッパリわかりません。



明らかに凶器を持っているブッチャーなどの悪役レスラーからレフェリー
は凶器を取り上げようとしないし、リングアウトのカウントも間延びして
数えているので、試合内容よりも反則で試合がぶち壊しになる方が、余程
ストレスが溜まったものでしたが、今の時代になっても同じような演出を
続けているプロレスの試合が全く理解が出来ません。

ボクシングで投げ技をしたりしたバカ兄弟が昔いましたが、当事者は資格
停止を命じられたりしてそれなりの事件になりましたがプロレスの場合は
試合中でもないのに襲撃するなんてことが演出として認められていること
が不思議で仕方ないです。

試合をしている双方が技をかけられる時には抵抗しないなど、阿吽の呼吸
が求められるプロレスはやはり真剣勝負じゃないとは思いますが、試合中
の死亡者が多いのもまたプロレスというのが複雑なところですよね。

そういういろいろと不思議な部分があるのがプロレスの魅力でもあり逆に
八百長と言われる理由でもあると思います。

とりあえず中邑選手の怪我が重傷でなければ良いのですけどね。

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