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北島康介が引退を表明 [スポーツ]

アテネオリンピックの100m・200m平泳ぎ、北京オリンピックでは
100m平泳ぎで金メダルを獲得し、ロンドンオリンピックもメダル獲得
は出来ませんでしたが出場はしていた、水泳の北島康介が今年開催される
リオデジャネイロオリンピックの出場権をかけた日本選手権で、派遣標準
記録に届かず代表から外れました。

日本水連の選考方法は決勝で二位以内に入ることと、派遣標準記録を突破
することの二つの条件を満たすことが必要なので、二位には入ったものの
派遣標準記録に0.3秒届かなかったという結果に対して派遣は出来ない
という結果は順当だと思います。

日本水連に対して抗議の電話があったようですが、過去のメダル獲得者は
選考条件を満たさなくても優遇されるというようなことがあれば、選考の
条件そのものが規定では無くなってしまいますから、過去の実績を出して
特別な前例なんてものを作ってはダメだと思います。


女子マラソンの選考においても、世界陸上選手権と大阪国際女子マラソン
名古屋国際女子マラソンで日本人の最上位者という規定を作りながら大阪
で優勝した選手に内定を出さなかったために、大阪で優勝した選手が最後
の選考会である名古屋に出場登録をするということになり、結果としては
内定扱いとなったことで、名古屋のレースへの出場を回避するという結果
になりましたが、規定を作って置きながら、その規定の通りに結果を出す
ということをしなかったが故に揉めたのは明確な事実です。

過去の金メダリストの北島康介であってもルールが適用されて外れたので
あれば除外されるのは当然であり、一部のファンの電話による実力行使で
結果がひっくり返るようなことがなかったことは評価されるべきです。

知名度で上回っていれば規定が有名無実になるというような非常識なこと
が常識としてまかり通るようなことになったら、無名で努力している選手
のモチベーションは確実に低下するからです。

K_Kitazima.jpg

結果として100m平泳ぎだけでなく、200m平泳ぎでも五位に終わり
代表入りが出来なかったことから、北島康介は引退を表明し一つの時代は
終焉となりましたが、次世代の選手が派遣標準記録を乗り越えて代表入り
を決めて、リオデジャネイロへと向かいます。

そして夢は誰かに受け継がれていきます。

つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えたつながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた
27人のトビウオジャパン 松田丈志 北島 康介 寺川綾

自分超え―弱さを強さに変える 前に進むチカラ 夢に向かって泳ぎきれ―水泳・入江陵介 (スポーツが教えてくれたこと) スイミング・マガジン 2016年 04 月号 [雑誌] 見抜く力―夢を叶えるコーチング (幻冬舎新書)

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