望月三起也さんが肺腺がんで死去

４月３日のことですが漫画家の望月三起也さんが前年の２０１５年１１月
に見つかった肺がん（その５年前に最初の手術を受けていたようです）の
ために亡くなりました。



３月に「長くて一年」の余命宣告を受けていたことを公表していましたが
それよりもはるかに短い約一か月で逝ってしまいました。

ご本人はまだ代表作がないと発言していましたが私的には小学生の頃から
リアルタイムで読んでいた「ワイルド７」がやはり代表作だと思います。

ワイルド７が最終回になった頃、連載されていた少年キングという雑誌が
内容の刷新を図ったものの「銀河鉄道９９９」以外に読む漫画が無くなり
「ワイルド７」の終了と共に、少年キングの購読を止めましたが、他にも
同じように考えた人が多かったようで、それからしばらくして少年キング
は廃刊になりました。

自転車で日本一周を目指す少年を描いた「サイクル野郎」や当時の不人気
球団だったロッテオリオンズの金田監督（個人的には大嫌い）に憧れて、
ロッテに入団して活躍する選手を描いた「おれとカネやん」など、一定の
人気作品があった頃の少年キングは好きでしたが、低迷期は本当に酷くて
廃刊になったのも当然だと今でも思います。

という話ではなくて、望月三起也さんの話でしたね。
サッカーが大好きで芸能人や元Ｊリーガーで作ったチーム「ザ・ミイラ」
を結成するなど、いろいろな話題を提供していましたが、それももう終了
ということになってしまいました。

とても残念ですが、７７歳という年齢を考えるともっと働いて欲しかった
というのもおかしな話だと思いますので、ゆっくりと休んでくださいと、
ご冥福をお祈りするのが正しい姿のような気がします。

「ワイルド７」好きでした、リアルタイムで次週号を楽しみにできたこと
に感謝しています、ありがとうございました。

飛葉 第1巻―もうひとつのワイルド7 (マンサンコミックス) 望月 三起也 by G-Tools

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