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日活ロマンポルノ45周年 [シネマクラブ]

「ウルトラマン」が50周年、「仮面ライダー」が45周年と昭和の一つ
の遺産ともいえるコンテンツが節目の年を迎えている今年、一度は倒産し
その存在も消えかけていた成人映画の「日活ロマンポルノ」も45周年と
いうことで、一般映画の監督(それも著名な人達)がロマンポルノを撮る
という企画が進められています。

nikkatsu_roman.jpg

企画名は「ROMAN PORNO REBOOT PROJECT」で
統一のルールの下で、五人の監督が撮ったポルノ映画を順次上映しようと
いうもので、統一のルールは「10分に1回絡みのシーンを作る」「作品
の上映時間(70~80分前後)」「全作品が同じ製作費」「撮影期間が
1週間程度」ということになっています。


参加する五人の監督は塩田明彦「どろろ」・白石和彌「凶悪」・中田秀夫
「リング」・園子温「地獄でなぜ悪い」・行定勲「クローズド・ノート」
とロマンポルノの現場を経験している人もいれば、海外の映画賞で受賞歴
のある人もいて、それぞれに経験と個性を生かした映画になりそうです。

実物のロマンポルノを映画館で観たのは「軽井沢婦人」だけなんですが、
私が20代の頃はロマンポルノの聖子ちゃんといって、寺島まゆみという
女優が人気がありました。(髪型が聖子ちゃんカットだった)

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AVのように過激化が進んでいて、ネットで契約すれば無修正の作品でも
普通に見られてしまう世の中であるがこそ、逆に前張りありで直接よりも
イメージでエロスを感じさせるロマンポルノが復権するというのも心情的
にわかるような気がします。

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