道士・嘉挧が直腸がんで死去

個人的に一番好きな戦隊モノである「五星戦隊ダイレンジャー」で気力の
強い若者たちをまとめて、世界征服を狙うゴーマと戦うダイレンジャーの
道士・嘉挧として重要な役を演じていた中康次さんが、四年前に発症した
末期の直腸がんのため亡くなりました。

四年前に発症後、肝臓にも転移していたようですが、治療しながら俳優の
活動を続け、後進の指導もしていたようですが先月から体調を崩して入院
し、そのまま退院することなく亡くなられたそうです。

「ゴレンジャー」から始まって「デンジマン」「ジュウレンジャー」など
多くのスーパー戦隊シリーズがありますが、ストーリーの完成度や武術の
見せ場の多さでは、この作品が最高だと私は思っています。

ゴーマの司令官シャダムの野望を打ち砕くため、単身でゴーマに乗り込み
闘いに負けて死んでしまうという他の戦隊モノではあまり見られない設定
で、ダイレンジャーの若者たちの成長が描かれていて子供が見るだけでは
惜しい作品だったと今でも思っています。



今年は本当に多くの方々が亡くなりましたが、まだ一週間ありますからね
まだ最後の大物が最後として控えているのかもと思ってしまいます。

その最後の人を導くために、道士・嘉挧が一足先に現世に別れを告げて、
逝く人を待っているのかも知れません。

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