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水曜歌謡祭が低視聴率の理由 [テレビ・ラジオ・メディア]

フジテレビ系列で21年ぶりの音楽番組の復活と話題になりながら初回の
視聴率が7.3%とスタートでコケて、その後も視聴率の低迷が続くこと
が話題になるという惨憺たる状況が続いています。

それだけ視聴率が悪いと言われると怖いもの見たさというか、どの辺りが
そんなに面白くないのか?という興味がわいてくるもので、個人的な興味
から番組を見てみましたが、視聴率の低さは当然だなと感じました。

20年前、30年前の歌を本人が歌うというのは、当時をリアルタイムで
過ごした人には受け入れられるというか、久しぶりで懐かしいなと感じる
企画であるとは思いますが、本人が歌っている周りでE-Girlsとか
Happinessとか一山いくらみたいなグループがウロウロ踊るのは
迷惑以外の何物でもありません。


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なぜメインの杏里が歌っている前でHappinessの見たくもない女
の曲のイメージと全く合っていない独りよがりのダンスを見せられるのか
サッパリ意味が分かりません。

織田哲郎が歌うときにジャニタレやDAIGOがコラボ(日本語で共演と
言った方がわかりやすい)するのも必要性を感じません。





滅多なテレビに出ない歌手がわざわざテレビに出る時に普段から食傷気味
のバラエティタレントみたいなのがドヤ顔で出てくるぐらいならライブの
様子をYouTubeで見ていた方が余程心穏やかに見られます。

結局はエイベックスとジャニーズ事務所が前面に出るのが本音の部分なら
いづれは昭和の名曲を歌う人たちは番組出演をためらい、コンピュータが
作曲した曲に受けるワードを散りばめただけの内容のない陳腐な現代の曲
が主流の番組になることでしょう。

ということで、この番組を二度とは見たいと思いません。
フジテレビの音楽番組のプロデューサーは音楽ファンのニーズが全く理解
出来ていない間抜けです。

もっと音楽に思い入れを持ったまともな人間に制作させていただきたい。

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富澤 一誠

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