謝罪に税金で行くんじゃないよね？石原大臣

東京電力福島第一原発事故の影響で、放射能汚染された土などを保管する
中間貯蔵施設の建設が地元住民との確執によって、思うように進展しない
ことに苛立った石原伸晃環境大臣が「最後は金目＝お金目当てでしょ」と
発言した問題で、謝罪と発言の撤回をした石原大臣が福島の建設候補地が
ある市町に直接謝罪に行くことが発表されました。

政治家は何かと言うと発言を撤回しますと言いますが、口から出た言葉は
心の中に刺さったまま消えませんよね、今の流行で例えるなら「アナと雪
の女王」のエルサの氷のナイフと同じようなものです。

撤回したから、もう過去のことだと前向きになれる政治家というのは実は
単なる健忘症なのかも知れません。

それはともかく、自らの発言によって起こした信用問題を収束させるため
に福島に行くのに、まさか国民の税金から支給されている議員パスを使用
してグリーン車で行くんじゃないですよね？

「金ならあるで」という拝金主義のお金持ちなんですから、自分の後始末
に行く時ぐらいは、自分のお金で切符を買って行くのが筋だと思いますが
その辺り、きちんと理解しているかが心配です。

幼児化する日本社会―拝金主義と反知性主義 榊原 英資 by G-Tools

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