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死語になった青春ドラマ [ドラマ(海外・国内)]

私が小学生の頃「飛び出せ青春」というドラマが放映されていて、高校の
ラグビー部を舞台に青春時代の悩み(健全な悩みですよ)を共有し、更に
部活の顧問である村野武範さんが生徒たちの汗と涙を受け止めて、青春の
日々を充実させていくという内容でした。


「飛び出せ青春」太陽がくれた季節

その流れは中村雅俊さんのデビュー作である「われら青春」に引き継がれ
これまたラグビー部の顧問である中村雅俊さんがラグビー部の生徒たちと
汗と涙にまみれて青春時代の悩みを吹き飛ばして行くという内容でした。



「われら!青春」帰らざる日のために


「われら!青春」挿入歌 ふれあい


「ゆうひが丘の総理大臣」時代遅れの恋人たち

さらにその後、少し間が開いてから「ゆうひが丘の総理大臣」という題名
の番組が始まり学園モノと呼ばれたドラマは続きましたが、高校生が主役
のドラマはその後無くなり、武田鉄矢さんの「3年B組金八先生」が別の
テレビ局で始まると学園モノとか青春ドラマという表現は消滅しました。

別の視点で若者が社会の中で迷いながら自分の生きる方向を確立していく
というようなテーマで「俺たちの勲章」「俺たちの旅」「俺たちの祭」等
中村雅俊さんの主演で放映されていました。


「俺たちの旅」俺たちの旅


「俺たちの旅」ただおまえがいい


青春時代と言ったら岡田奈々…誰が何と言ってもそれで決まりなのです。

今の時代は、個性が大切ということで「性欲はスポーツで発散しろ」とか
「みんなで輪になって気持ちを一つに」とか、青春時代の悩みに画一的な
答えを持ち出すと反発される時代ですから、ドラマにすることも出来ない
ということかも知れませんが、単純な私たちの時代はドラマで正義感とか
信頼、友情なんて言葉の意味を覚えたような気がしますので、そのような
番組が皆無になった現代は、少なくとも私にとっては魅力的な番組のない
時代ということになっています。


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コメント 4

いっぷく

私は世代的に「ゆうひが丘の総理大臣」がリアル高校生でしたが
「青春ど真ん中」や「ゆうひが丘の総理大臣」は
それまでの「○○青春」とは違い、放送する曜日も変わり
カースケの学園モノ、というオモムキでしたね
「○○青春」のようにスポーツの部活によるストーリーは消えて
先生や周囲の人々との群像劇にかわりましたからね

「青春もの」としては「飛び出せ青春」が最高傑作だと思いますが
群像劇という意味では「ゆうひが丘の総理大臣」が忘れられません。
by いっぷく (2013-10-09 15:57) 

hasseyおやじ

この時代の清秋ドラマも岡田菜々も懐かしくて涙が出そうです。。
by hasseyおやじ (2013-10-09 22:35) 

suzuran

いっぷくさん:
コメントありがとうございます。

それまでの「飛び出せ青春」「われら青春」はテレビ用の
オリジナルだったのに対して、「ゆうひが丘の総理大臣」は
望月あきら原作の漫画をドラマ化したところにも違いが
あるのかも知れませんね。

大体、漫画のドラマ化って個人的にはあまり評価しない
と言うか、原作のイメージをぶち壊す存在なんですが、
この作品は漫画よりも良かったと思っています。
※ 作者の望月あきらさんには申し訳ないけど…。

俺たちの旅は、10年ごとに続編というか、その後の
カースケたちの生き方がドラマ化されているのが良いです。

by suzuran (2013-10-12 08:17) 

suzuran

hasseyおやじさん:
コメントありがとうございます。

この頃のドラマは、こんな良い先生がいるわけないじゃん
と思いつつも、意外にもそれに近い先生が実在したりする
良い時代だったと思います。

規則や規約でがんじがらめにされている教師たちが本気で
生徒と向き合えるわけがないと現在の教育委員会や議会
政治家たちの教育への介入ぶりを見ていると思います。

愛国教育なんて言い出したら、逆に愛国心なんて育たない
ということもわからない政治家が教育に口を出すなと言いたい。
by suzuran (2013-10-12 08:22) 

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