雪が残る会津(福島県)へ -6 [トラベル]
でしたが、少し歩いたところにあった「こだわり志那そば大笑家」という名前
のラーメン店(口コミで評判の良いお店です)で昼食。
そんなにラーメンにこだわりがあるわけではないので、麺の種類がどうとかの
話は書きませんが、券売機で食券を買ってラーメンが出来るまでの時間が早く
美味しいラーメンでした。出汁がどうとか、コクがどうとか、麺の茹で加減が
どうとか、そういう話はともかく美味しいか不味いかの二つに一つで美味しい
ラーメンだったので、なんの文句もありません。
いつもお客さんが多いみたいですが、時間も遅く閉店間際だったのでお客さん
が少なくて、のんびりした時間が流れていたのも良かったです。
ラーメンを食べ終わり、再び、まちなか周遊バスのあかべぇに乗車して白虎隊
が自決の道を選んだ飯森山下のバス停へと移動しました。
バス停から歩道を歩いて飯森山ら向かうと、山というぐらいですからね、長い
石段を登らないとお墓の場所までは辿り着けないことを再確認しました。
行きたいところは元気なうちに行かないと…と、普段から思っていますが階段
を見ると特に強く思います。(下肢静脈瘤もあるので階段は苦手です)
会津若松観光ナビより
ですが、飯森山にはスロープコンベアという簡単に言うと坂道仕様の動く歩道
という感じの設備が整えられていました。
エスカレーターではなく、何故あえて坂道にしたか?の理由は分かりませんが
山上まで250円で上がれるのですからありがたいことです。
山上まで上がると、白虎隊士のお墓とは別に大きな石碑が目に付きます。
会津藩殉難烈婦の碑と書かれた石碑は、戊辰戦争で自刃または戦死した婦女子
約230名の霊を弔うため、元白虎隊士らによって建てられたそうです。
弔われた女性たちの他に、600名ほどの女性が官軍たちに連れ去られたり殺害
されたという話もあり、戦争なんて絶対にするものではありません。
正面に自刃した白虎隊の隊士19名のお墓があり、その右側には戊辰戦争で戦い
亡くなった隊士31名のお墓、さらに白虎隊に所属していたわけではなく戦争で
犠牲になった少年武士62名の慰霊碑が白虎隊の仲間として建てられています。
生き残った藩主・松平容保が歌を詠んでいますが、それ慰めになりますかね?
「幾人の涙は石にそそぐとも その名は世々に朽ちじとぞ思う」
小椋佳さんと堀内孝雄さんの「愛しき日々」の方が、出来は良いと思います。
ここにきて何が残念だったかと言えば、白虎隊記念館が臨時休館だったことで
せっかく会津まで行ったので、見たかったのですが、それが心残りです。
会津は白虎隊の墓にお参りでしたか。
爺が行ったのはもう10年先かな? エスカレータで昇ったのを覚えてます。
近くにあるサザエ堂にも行ってみましたか?。
by お散歩爺 (2024-04-05 10:31)
私は小学校の修学旅行で行きました。子供心にも自刃する以外の道はなかったものかと切なく思いました。
by 溺愛猫的女人 (2024-04-05 10:40)
お散歩爺さん:
コメントありがとうございます。
中学生の頃から幕末の人物に興味があり、官軍側(長州、薩摩、土佐)と
幕府側(新選組、会津藩)の出来事についての本や映画を観ました。
映画は演出があり事実ではない部分もありますが、勝てば官軍的な仕打ち
が許せないことと実際には女性関係にルーズで、紙幣の顔にする価値も
ない伊藤博文や岩倉具視など、維新の立役者と言われる人間たちの駄目さ
加減も理解したので、新選組や白虎隊にシンパシーを感じます。
人それぞれなので、吉田松陰を尊敬する人がいるのはともかくとして
愛国を名乗る某保守政治家が朝廷焼き討ちを企てたテロリストである
吉田松陰を尊敬していると発言しているのを見るとアホだなと思います。
という話はともかく、さざえ堂は外観だけ見ました。
朝から市内巡回バスのあかべぇに乗って歩き回っていたので
中に入って上まで登って降りてくる余力はありませんでした。
飯盛山のエスカレーターは、スロープコンベアという名前でした。
コンベアに乗ると、なんだか荷物になった気がしましたが楽でした。
by suzuran (2024-04-11 00:08)
溺愛猫的女人さん:
コメントありがとうございます。
会津鉄道の各駅に「あいづっこ宣言」という立て看板がありました。
会津の伝統的な規範意識を現代の言葉で表したものだそうですが、会津
の子は「がまんをします」という文があります。
会津の伝統であるならば、鶴ヶ城が焼け落ちたと思った時に、衝動的に
自刃の道を選ぶのではなく、我慢をして欲しかったと思いました。
ただ、今の日本が海外よりもダメな政治家の国になってしまったのは
国民が我慢をすることに慣れてしまっているからだと思います。
お金にルーズで特権意識を持ち、カルト宗教のインチキ教祖に騙されて
誤った政策を推し進めてきた自民党に「我慢」した結果が今です。
自分たちの仲間だけのために税金を投入するようなロクデナシに対して
しっかりと抵抗し、国民のための政治をするようにデモをしたり選挙で
落選させることをしなかった国民が今の自民党を作ってきたわけです。
それこそ、会津藩の伝統的な言葉にある
やってはならぬ、やらねばならぬ、ならぬことは、ならぬものです
という考えが長州の安倍晋三には理解できなかったということですね。
安倍晋三なんてクズを子孫に残した長州を相手に自刃した白虎隊士は
本当に純粋すぎて残念だったと思います。
by suzuran (2024-04-11 00:25)