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雪が残る会津(福島県)へ -3 [トラベル]

会津若松に到着したのは、15時30分でしたが雰囲気は夕方という感じで福島
の春はまだ遠いという感じがしました。



予定では会津若松に到着後、どこか一つぐらいは観光地に立ち寄ろうと思って
いましたが、列車の長旅の疲れもあり予約したお宿で温泉に入ることを選択し
会津若松駅前から市内を巡回している、まちなか周遊バスの「ハイカラさん」
と「あかべぇ」のうち、到着した「あかべぇ」というバスに乗り込んで、予約
していた大江戸温泉物語の東山グランドホテルに向かいました。


事前に予約すれば、送迎ありということになっていますが、会津若松駅前発が
14時と17時ということで、間の悪い時間帯だったこともあり、ホームページ
の案内ではバスで20分と書いてあったので、東山温泉駅で降りたらいいだろう
と思ったのですが、なんと、東山温泉駅から東山グランドホテルまでの距離は
1.4キロもあり、歩いたら20分もかかることが東山温泉駅に到着して案内図を
見て初めてわかりました。

街中の1.4キロならたいしたことはありませんが、道端には雪が積もり、寒い
空気の中で坂道を登り続けるのは、かなり大変でしたが、周囲がだんだん暗く
なるので、薄ら寂しい雰囲気の中でも前に進むしかない状況でした。


写真を撮る余裕など全くなかったので、YouTubeの紹介を貼り付けておきます。

東山グランドホテルは、東山温泉の中でも一番奥にあったのです。
翌日も歩くのはとても無理なので、チェックインの際に翌朝10時の会津若松駅
行きと、17時の会津若松駅へのお迎えを予約して一安心です。

冷たい雪解け水が染みた靴を脱ぎ、温泉に入った時は本当に癒されました。
平日なので、そんなにお客さんはいないだろうと思っていましたが、その予測
は大きく外れて、二泊しましたが中国か台湾系の団体の方々とか、高齢の男性
の一人旅など、いろんな旅行形態の人でバイキング会場も6‐7割程度は埋まる
程度の賑わいぶりでした。

大江戸温泉物語の中でも、東山グランドホテルはアルコール飲み放題という形
になっているので、大半のお客さんは生ビール、日本酒、ハイボールなど好み
のアルコール飲料を飲んで、ご機嫌な様子でした。

大江戸温泉物語のウリはカニ食べ放題ということで、カニ一筋の人もいますが
揚げたての天ぷらなどもあり、食事はそれなりに満足できる内容でした。
別府の高級旅館で、妙に酸っぱい胡麻だれで食べたしゃぶしゃぶよりもこちら
の方が、料理の方が個人的には良かったです。

駅からの送迎バスの頻度を14時から17時まで、1時間に一本位に増便すること
が出来れば、より時間を効率的に使えて利用しやすくなると思います。

東山温泉の温泉は鳥羽伏見から上野へと続いた戊辰戦争で戦ってきた新撰組の
副長・土方歳三が傷を癒したと伝えられているところなので、歴史が古く湯量
の豊富な温泉だと言えるでしょうね。

到着した日は結局、温泉に浸かってバイキングの夕食を食べて、ダラダラして
寝ました。たまには周囲には何もないような温泉地も良いものです。


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溺愛猫的女人

>大江戸温泉物語のウリはカニ食べ放題
それは行ってみたいです!!!
by 溺愛猫的女人 (2024-03-31 14:43) 

suzuran

溺愛猫的女人さん:
コメントありがとうございます。

カニだけをトコトン食べている人もいましたが、宿泊料金の割には意外に
料理の種類が多くて、カニに手を出す前に終了してしまうんですよね。

カニは本ズワイガニではなく、紅ズワイガニの脚の部分だけです。
爪肉は多分、冷凍食品のカニ爪フライに利用され、カニ味噌は缶詰用か
回転寿司の寿司ネタ用として利用されていると思います。

もちろん冷凍の解凍ですが、冷凍焼けするような粗悪品ではないので
上手く殻から身を抜き出すと、それなりにカニを食べられます。
高級志向の人には向かないと思いますが、そこそこの料金でそこそこの
食事があれば満足できる一般市民にはお勧めできると思います。

by suzuran (2024-03-31 23:54) 

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