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雪が残る会津(福島県)へ -2 [トラベル]

会津に行こうと思い立ったものの愛知県から福島県というのは、どうにも不便
というか、福島空港まで飛ぶ航空便はありませんから、東京まで移動した後で
さらに東北新幹線で移動しなければならないということで、最短で移動しても
香港・マニラへ行くよりも時間がかかるわけです。


6年前に導入された新型特急です。

そこで考えついたのは、どうせ時間がかかるのなら日本で二番目に長い距離を
走る私鉄特急で会津若松まで行ってみようということでした。
※ちなみに一番長いのは近鉄(近畿日本鉄道)の京都と賢島を結ぶ路線です。


東武鉄道の浅草から野岩鉄道、会津鉄道の線路に乗り入れる、東武鉄道の特急
「リバティ会津」という列車が一日に2‐3本走っているということで、まずは
名鉄で中部国際空港に向かい、日本航空で羽田空港まで移動して、京急で品川
を経由して浅草へと向かいました。

aizu24-1.jpg

浅草発が11時なので、朝7時50分発の羽田行きに乗ったのは正解でした。
「リバティ会津」は外観はきれいでしたが、座席は少々お疲れ気味かなという
感じがしましたが、三時間以上の移動でもあまり疲れは感じなかったので長い
距離を走るのに配慮した座席になっているようです。

一つ難点があるとすれば座席のヒーターの温度調節が出来ないので、乗車当初
は暖かく感じますが、長い間座っていると熱くなってくるんですよね。
同じばかりが暖められるので、痒くなってきて少々困りました。

平日でも満席になるので要注意と言われているので事前に座席指定をして予約
して乗りましたが、始発駅の浅草では20%ぐらいの乗車率でした。

東京スカイツリーの横を通って、北千住に着いたら座席の半分ぐらいが埋まり
埼玉の越谷に停車した時に、なんの団体なのでしょう?という感じで多くの人
が乗車してきて、ほぼ満席になりました。
様子を見ていると団体旅行ではなく、個人旅行の人ばかりなんですが一つの駅
で一気に人が乗ってきたので団体旅行かと思った次第です。

この人達も会津まで行くんだろうか?と思っていましたが、途中の鬼怒川温泉
でかなりの人が降車して、終点の会津田島まで乗っていたのは座席の一割ほど
の人になっていました。

鬼怒川温泉が廃墟になっているという話は、YouTubeでも公開されているので
見たことがありましたが、川沿いの温泉旅館の大半が廃墟の状態になっていた
ことに驚きました。日本製品がジャパンプレミアムと呼ばれていた頃との格差
がありすぎて、残念で荒涼とした景色になっていました。

あまりにも長いので、動画も写真も撮っていません。
YouTubeで、リバティ会津の動画があったので貼っておきます。



鬼怒川温泉を越えると、東武鉄道から野岩鉄道、会津鉄道の線路を共用する形
で川治温泉、湯西川温泉、上三依塩原温泉口と温泉鉄道という感じの駅が続き
会津田島に着くのが14時09分で、ここまで3時間9分かかっています。

さらに、快速リレー号という会津鉄道の二両編成の列車に乗り換えて、さらに
1時間走った15時26分に会津若松に到着しました。
4時間26分の長旅でしたが、そんなに疲労感はありませんでした。

リバティ会津というぐらいなので、会津若松まで乗り換えなしで行けば移動が
楽なのでは?と思いましたが、会津田島からは架線が無くてディーゼル列車に
引き継がなければならないことが会津田島に着いてわかりました。


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