F1-GP・鈴鹿サーキットの契約更新 [モータースポーツ]
いう心配の声が出ていた鈴鹿サーキットの契約更新の話ですが、2月2日に正式
に開催契約が締結されたことが発表されました。
5年後の2029年までの鈴鹿サーキットでの開催が確定したわけです。
大阪でストリートサーキットを設営してF1を開催するなんて話を大阪の財界と
観光局が唐突に持ち上げていましたが、最初から無理な話なんで今回の契約が
満了する2029年になっても話を蒸し返さないでもらいたいです。
過去にレース開催の実績どころか、常設サーキットもない大阪市の観光局長が
誠意をもって話をすれば必ず実現できる、と寝ぼけたことを言っていましたが
来年開催を強行しようとしている大阪万博でさえ、中抜き万博とか税金の無駄
さらにはカジノ建設の地ならしのための口実とまで言われて開催自体に反対の
声が大きいにも関わらず、民意を無視して強行しようとする今の時代には全く
そぐわない感性の人達にF1の開催など無理ですよ。
海外のストリートコースを研究するなんて言ってシンガポールまで行ったのか
行くつもりなのか知りませんが、シンガポールやアブダビ、カタール、リヤド
そしてラスベガスなど、どのコースも基本的にお金持ちの都市であって一般道
の白線が消えているようなインフラ整備もまともに出来てない都市が開催する
なんて、危険性が増すだけなのでドライバーのリスクが大きくなるだけです。
さらに観光局長はF1の爆音が魅力的だと言ってましたが、内燃エンジンの時代
は終わりハイブリッド化が進んで、騒音面でも大気汚染の面でも環境への配慮
が課題になっているF1で爆音でテンションが上がるとか、昔の暴走族の親分的
な発想で、富士スピードウェイで1976年に開催された時に集まった勘違い野郎
の生き残りのような発言に呆れました。
道路の一角をパイロンで仕切って、フェンスでも付ければ開催できると本気で
思っているんじゃないかと疑うぐらいレベルの低い発言でしたが、日本で二つ
のF1開催地があっても良いと、さらに現実を理解していない発言に言葉もない
という感じでしたが、あの伝統のモナコGPでさえ、オーバーテイクのスペース
がないなどの理由でF1カレンダーから外されるかも知れないほど、開催を希望
する都市が多いのに日本で二回もレースが開催されるわけがありません。
鈴鹿に工場があり、2026年からはアストンマーティンとの協業でワークス参戦
するホンダが、事実上運営している鈴鹿サーキットを外して大阪を入れること
など全くあり得ないことにすら気付かない大阪には万博も無理でしょう。
それに比べれば、基本的に都市のストリートサーキットでレースが開催される
Formula-Eの開催を誘致した東京は現実的であり、現状を理解しています。
人気面ではF-1とは大差がありますが、それでも電気自動車が250km/h以上の
速さで順位を競うFormula-Eも、元F1ドライバーやこれからF1に参戦を期待
されているドライバーが出走しますからイベントとしては良い選択です。
ということで、大阪の思い付きのようなF1誘致は諦めて下さい。
これまだ多大な投資や協力をしてきた鈴鹿市に対しても失礼な話です。
そういう話はともかくとして、鈴鹿サーキットの昨年の動員数は22万2,000人
でF1が盛り上がっていた頃のレベルに戻ってきています。
日本人ドライバーの角田裕毅も今年で4年目、鈴鹿での入賞が期待されます。
今年の日本グランプリは、4月5日から4月7日の三日間です。
チケットは高いので手は出ませんが、隣県で開催されているだけで、なんだか
地元でレースが行われている気になりますので、とても楽しみです。
あの人物はJの大分トリニータ時代から問題児だったのでまたかぁ~と思いながら話を訊いていましたよ
こんな役職にまだ就いていたのかと呆れちゃいました。
2029年は万博後遺症でそれどころではないと思いますよ
by 青い森のヨッチン (2024-02-08 20:10)
青い森のヨッチンさん:
コメントありがとうございます。
一つの会社を潰してしまった無能な人間を観光局長として受け入れる
大阪市の市長も、その上の大阪府知事も本当に風を読めないボンクラで
大阪の維新支持以外の人にとっては最悪な行政だと思います。
赤字が出ても大阪府と大阪市は補填しない、大阪の経済界も補填しない
とドヤ顔で責任逃れをしておきながら、日本のイベントなんだから税金
を投入するのは当然だとか、中世のフランスならギロチンですよ。
ということで、沈下し続ける大阪でF1なんて無理だと思います。
by suzuran (2024-02-08 23:50)