西伊豆に春を探しに -1 [トラベル]
たんぽぽの花を持って帰ってきたことがあり、なにも教えていないのに随分と
詩的なことを言うなと思いましたが、今になって思うとそれっぽいことを普段
から子供の前で呟いていたのかも知れません。
というようなことで、日本でもっとも早咲きの桜は、静岡県の西伊豆・土肥の
土肥桜だという話を聞いて、柄にもなく春を探しに土肥温泉まで行きました。
三島でレンタカーを借りて、上り坂、下り坂とくねくねと曲がりくねった道を
約1時間半走って、土肥桜まつりが開催されている松原公園に着きました。
東伊豆の道路は海が見えて、気分が上がる道ですが、西伊豆の道路は海沿いで
あるものの山の上を走るので上がる道ではないですね。(個人の感想です)
車で行くなら東伊豆の方が好きなドライブコースだと思いました。
桜まつりの開催時期が1月20日から2月5日ですからね、一般的にはまだ梅さえ
咲いていないぐらいなんですが、もう散り始めている花があるぐらい、普通に
桜の花(濃いピンクなので紅梅みたいですが、花びらは桜です)が、きれいに
咲いている様子を見ることが出来ました。
松原公園の斜め前は、日本で二番目の金鉱だった土肥金山があります。
一番目は社会科の教科書でも習った佐渡金山で採掘量は80トン、それに対して
土肥金山は40トンですが、現在は全て閉山されて日本では金は採れません。
現代の鉱脈は携帯電話、スマートフォンで、大体の目安として電話機1トン分
で回収できる金の量は280gとされています。
一般的な金鉱石の金含有量は3gらしいので、とても効率よく金を回収すること
が出来るわけで、そりゃ多くの人が命懸けで地中を掘り進む金鉱山の採掘より
リスクも下がりますから、閉山になるのも当然と言えるでしょうね。
ただ、土肥金山の金鉱石の中には1トンの中に金600g、銀7200gが含有された
高品位の鉱石もあったみたいなので、最新の金属探知機で探索して露天掘りで
採掘したらコストを抑えて、危険な作業をしなくても金を採掘することが可能
な技術はあるかも知れません。
伊豆半島全体に金鉱山が点在していたようなので、これから50年後、100年後
には伊豆半島で21世紀、22世紀のゴールドラッシュがあるかもね。
写真の真ん中あたりで、小鳥が花の蜜を吸っています。
土肥では大江戸温泉物語の「土肥マリンホテル」に宿泊しました。
桜まつりの期間中は、土肥温泉の伊豆観光協会加盟宿泊施設に宿泊すると金山
の入場料が半額になる(予約メールなどを見せればOK)キャンペーンを開催
していたので、翌日には土肥金山の坑道見学をしてきました。
その話は次回に書くようにします。
春爛漫°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°桜を眺めながらビールを吞みたいです。
by 溺愛猫的女人 (2024-02-10 14:27)
伊豆の春の訪れは、早いようですね!
サクラの花の陰から、小鳥のさえずりが聞こえてきそうです。
by ファルコ84 (2024-02-10 17:26)
溺愛猫的女人さん:
コメントありがとうございます。
土肥に行った日は偶然、とても暖かい日で20℃ぐらいありました。
なので本当に春爛漫という感じでしたね。
翌日は9℃で、その温度差で風邪をひきました。
アサヒビールか、サッポロビールか忘れましたが季節限定の「桜」を
テーマにしたビールが売られていますね。
by suzuran (2024-02-11 00:38)
ファルコ84さん:
コメントありがとうございます。
小鳥が桜の花の中に、くちばしを入れているのは初めて見ました。
「梅にウグイス」という言葉はありますが、桜になんとかという言葉は
思い浮かばなかったので、あまりないことなのかも知れませんね。
鳥の鳴き声で、種類まではわからないので特定はできませんでした。
by suzuran (2024-02-11 00:43)