ソウルにお出かけ 2023年・秋-7 [トラベル]
音楽の演奏があったりするので動員力があるのかも知れませんが、この時にも
ステージの上では太鼓をたたいたり、楽器を弾いて歌っているグループに盛大
な拍手で盛り上がっていて、しばらく見ていたかったのですが、景福宮の交代
儀式にも間に合わせなければいけないので、先を急ぐことにしました。
光化門広場には韓国の英雄として、韓国の人なら多くの人が知っている李舜臣
(イ・スンシン)将軍の銅像があります。
日本で天下を獲った豊臣秀吉が、民(現:中国)を攻め落とす足掛かりとして
朝鮮に出兵し、釜山を攻略して朝鮮の植民地化を図りましたが、閑山の海戦の
勝利によって朝鮮の独立を守ったのが、朝鮮水軍の司令官だった李舜臣将軍で
釜山タワーのある龍頭山公園で、日本の方向を向いて立っている銅像も同じく
李舜臣将軍の銅像です。海戦の様子については「ハンサン-龍の出現」という
映画を観ていただくと理解できると思います。(U-NEXTで見られます)
李舜臣将軍の銅像を過ぎると、次は世宗大王の銅像があります。
朝鮮時代、漢字だけが文字だったために、全ての国民が文字を読み書きできる
ようにと臣下と共にハングル文字を作ったのが世宗大王でした。
なんて感じで、歩いているとようやく光化門が見えてきました。
後ろに見える山は白岳山(ペガクサン)で、朝鮮時代の城壁を見ながら登山を
するハイキングコースがありますが、その真下に青瓦台(大統領府)があると
いうことで、外国人はパスポートを見せて氏名を登録した上で、名札をつけて
歩かなければいけません。韓国軍の管理下にあります。
光化門から中に入ると、次にあるのが興礼門
チマ・チョゴリの女性が目立ちますが、景福宮や徳寿宮などの故宮を訪問する
際には、チマ・チョゴリ(男性は韓服)を着ていると入場料が無料です。
さらに可愛らしい女性やイケメンの男性は観光客の写真モデルとしてモテモテ
になり、観光記事のモデルになってスカウトされた人もいるとか、いないとか
そんな話があるぐらい、多くの人が韓服で歩いています。
景福宮の近くには韓服のレンタルショップが何軒も立ち並んでいるので、当日
着てみたいと思った人は予約なしでもレンタル可能です。
今回のご一行も当初はチマ・チョゴリを着るはずでしたが、お姫様にはなれず
女帝にも迫力不足ということで、レンタルはしませんでした。
そしてこちらが国宝に指定されている勤政殿です。
王が公式行事や外国からの使節団と接見する際に利用されていた景福宮の正殿
で、建物の内部も外観も鮮やかな色彩で装飾されています。
屋根の形も、韓国の王宮の独特の形になっています。
今回はアラブ系、アフリカ系の人が目立ちました。
ご案内させてもらった三人です。
まだ、奥まで行きましたが話が長くなっているので、勤政殿までを前編にして
続きは次回に持ち越すようにします。
皆さん正装されているようですね、ここでは正装するのかな?
by kousaku (2023-12-21 14:54)
kousakuさん:
コメントありがとうございます。
ここでチマ・チョゴリを着ている人の99%は観光の外国人です。
日本人の割合が一番高く、その次が東南アジア系の人、欧米系の人
アラブ系、アフリカ系という感じでしょうか。
中国系の人がチマ・チョゴリを着ているのは見たことが無いです。
外国人はレンタル衣装店で韓服を借りて、故宮(徳寿宮、景福宮、
昌徳宮など)に行くと、入場料が無料になるという制度があるので
その制度の利用も考えた上で、レンタルしている人も多いみたいです。
by suzuran (2023-12-21 21:55)