五星戦隊ダイレンジャー 1993年 U-NEXT

ウルトラマングレートが、1990年で子供が生まれた年なんですが、その子供が
大好きだった戦隊モノが「五星戦隊ダイレンジャー」でした。



ダイレンジャーの場合は変身ではなく、気力転身ということで転身するために
必要なオーラチェンジャーなど、バンダイの売上にも貢献しました。

子供が好きだった以前に、中国拳法を模したアクションとか、世界征服を企む
悪の部族ゴーマに対するダイ族との戦い、若者たちに戦いに臨む気構えを説く
道士・嘉挧の存在など、大人が見ても奥の深いドラマだったので、毎週日曜日
の「五星戦隊ダイレンジャー」は、かなり熱心に観ていました。

放映から30年が経って、道士・嘉挧を演じていた中康治さんは、2015年12月
に直腸がんで亡くなっていますし、天幻星大五を演じていた、能見達也さんは
2017年5月に47歳の若さで自宅で亡くなっていたのを実兄に発見されました。

ダイレンジャーのドラマの中でも、明るい人柄を表に出す役柄ではありません
でしたが、本人の悩みは本人にしか分かりませんから、なぜそんなに死に急ぐ
ことがあったのかはわかりません。



天火星亮を演じていた和田圭市さんは、Vシネマの極道シリーズに出演したり
して俳優活動を続けていますし、天重星将児を演じていた羽村英さんも同じく
任侠モノのVシネマを中心に俳優活動を継続中が、天時星知の土屋圭輔さんと
天風星リンの高橋夏樹さんは、特に目立つ活動はしていないようです。

ゴーマの中で内紛があり、正義の側だと信じていた道士・嘉挧が実はゴーマの
王位を狙っていたとか、子供番組とは思えない設定の複雑さが魅力でした。

久し振りに、U-NEXTで全編を見て戦隊モノの中ではやっぱり最高の作品だと
個人的な思いは深まりました。こんなことを書いて理解できる人はいるかな。

タグ：気力転身 シャダム ゴーマ 道士 ・嘉挧 五星戦隊ダイレンジャー

コメント 2

かなり複雑な設定ですね。私が今でも?と思うのはレインボーマンです。
by 溺愛猫的女人 (2023-12-05 11:26) 

溺愛猫的女人さん：
コメントありがとうございます。

レインボーマンですか、あれは月光仮面の作者の故・川内康範さんの
原作をドラマ化したものですが、日本人を憎んで殲滅するはずの組織が
「死ね死ね団」という、いかにもな日本語の名前なのが突っ込みどころ
の敵でしたが、意外に人気はあったみたいですね。

by suzuran (2023-12-05 21:37)