2023年 紅葉・養老公園 [トラベル]
の気温になって、本格的に秋が深まってきた感じがします。
10月末頃から例年だと紅葉が見頃になるということで、10月下旬に岐阜県の
養老公園まで紅葉の様子を見に行きました。

養老公園というのは、岐阜県内の有名な観光地である「養老の滝」のところに
整備されている公園で、完成当時には上下がよく分からなくなって、怪我人が
続出した養老天命反転地というモダンアートの施設もあります。
「養老乃瀧」という居酒屋もありますが、特に養老の滝の水を使っているとか
そういう関係があるというわけではないと思います。
養老の滝は名水百選にも選定されているので、ここの水を使って水割りとかを
作れば美味しいかも知れませんね。
「養老の滝」の名前の由来としては、残っている伝説によれば、山の中から薪
を切り出して生計を立てているきこりが、酒好きな父親のため少ない稼ぎの中
から酒を買うために日々出かけていましたが、ある時、山から流れ落ちる滝を
見て、あの滝の水が酒であれば年老いた父親がさぞかし喜ぶことだろうな、と
思った瞬間に足を滑らせて滝壺から流れる川の横に転んでしまいました。
しばらくして目覚めた際、酒の匂いに誘われて、流れる水を口に入れてみると
酒になっていたので、きこりは喜んで川の水を持ち帰りました。
その後も毎日、川の水を汲んで、ひょうたんに詰めて父親のために持ち帰って
飲ませると父親は健康に長生きしました。ということで、その話を伝え聞いた
天皇が滝を視察に来て、親思いのきこりの日々の行いに感心した神様が滝の水
を酒に変えたのだろうと養老の滝と名付けましたという話です。
さらに天皇は親孝行な息子を美濃守(みののかみ)に取り立てて、貧しかった
きこりは一気に美濃地方の領主に出世するという話になっていますが、当時は
朝廷と豪族以外はみんな貧乏で、同じように稼ぎの中から、親に酒を飲ませて
いた貧乏人はたくさんいたはずなんで、滝の水を酒に変えた神様も、その話に
感動した天皇も視野が狭すぎますわね。
なんてことはともかくとして、その養老の滝がある養老公園まで、紅葉の様子
を見に行きましたが、写真のようにまだまだ緑の葉っぱが茂っていたので奥の
滝のところまでは行きませんでした。約1キロの道程なので遠いです。
途中までの道は整備されていますが、滝の近付くにはそれなりの覚悟がないと
簡単には登れないので、それなりの覚悟のない人はその手前で川だけ見て戻る
ようにしていますが、今回はそこまで行くこともなく帰りました。
これって、駐車場からそう離れて無いですよね。
ここは70半ばのウチの親でも登り切れる所ですよ。
ルートもいくつかありますが、神社横の坂を上るか川沿いの階段を上るかで多少疲労度が変わるかもしれませんが。
by kame (2023-11-14 02:33)
若い頃はよく「養老乃瀧」に通ってました。
養老公園、広くてキレイな公園ですね。
by 溺愛猫的女人 (2023-11-14 11:42)
kameさん:
コメントありがとうございます。
普段から一日3,000歩も歩いていませんから無理です。
坂道を約800mほどなので、普段から通勤で歩いていたり、散歩などで
歩いている人にはそんなにたいした距離ではないと思いますが、日頃から
ほとんど歩いていないので、休みの日に無理をしたら翌日に響きます。
by suzuran (2023-11-14 22:16)
溺愛猫的女人さん:
コメントありがとうございます。
養老乃瀧という名前から、東海地方に本社があるローカルなチェーンだと
思っていましたが、本社が東京だったので東海地区限定ではないことは
わかりました。(最近はあまり見なくなりました。)
公園は川がきれいなので夏向きですね。
急な階段を降りると川の近くまで行けますが、前に三島の公園でコケて
足首を骨折したので、無理はしないようにしています。
by suzuran (2023-11-14 22:20)