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2023年 紅葉・醒ヶ井養鱒場 [トラベル]

滋賀県の琵琶湖にはビワマスという固有種のサケ科の魚がいます。
琵琶湖に注ぎ込む河川の上流で産卵し、孵化後に琵琶湖まで降りてきて数年間
琵琶湖で過ごしたら、鮭が生まれ故郷に帰るように河川を遡上して産卵の後に
一生を終えるという習性を持っています。



そのビワマスを繁殖、養殖するために滋賀県水産試験場が設立し、滋賀県漁業
協同組合が運営しているのが醒ヶ井養鱒場です。
日本初のニジマスの繁殖に成功したところでもあったかと思いますが、今一つ
記憶が定かではありません。(日本最古の養鱒場は間違いないです)


この醒ヶ井養鱒場は醒井峡谷という清流で、ニジマスを養殖しているので秋に
なると紅葉が見られるところでもあるということで、子供が小学生だった時に
行って以来なので、30年以上の間をおいて行ってきました。

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池の数はそんなに増えたようには見えませんでしたが、マス釣り場が餌釣り場
とルアー釣り場に分かれていて、餌釣り場は釣った分だけ買い取り、ルアーの
釣り場はリリースするという形になっていました。

餌釣り場のニジマスの買取価格は100g=220円なので、1kg(5‐6匹)釣れば
買い取り価格2,200円という感じで、なかなか高い買い物になります。

針にエサを付けて池に落とした途端にパクっと食いつきますから、短時間でも
簡単に釣れますから子供に無制限に遊ばせたらかなりの出費になります。
子供が小学校の低学年の時に遊びに連れてきて、帰りに4,000円以上支払った
記憶があって、あれ以来、ニジマスの釣り堀には連れて行っていません。

以前は見られなかったチョウザメも泳いでいて、池の中を覗き込んでいるだけ
でも、面白いので春のお花見の時期とか、今の紅葉の時期にはお勧めの観光地
だと思います。(意外に人は多かったです)

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紅葉が目当てで行ったので、紅葉の話を書きますと、少しだけ早いかなという
感じはしましたが、特にイチョウは綺麗に黄色く染まっていて良かったです。
銀杏もポロポロと落ちていて、あの特有の臭いが漂っていました。

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養老に行った時よりも二週間ぐらい遅かったので、気温はそんなに違いはない
感じでしたが、紅葉を見て、きれいな空気を感じられたのは良かったです。

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チョウザメのふれあいコーナーもあって、子供連れの行楽に良さそうです。
池に近付くと、チョウザメが寄ってきて背中を出すので触れやすいのですが
あれは訓練の成果か、チョウザメのサービス精神なのかはわかりません。


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溺愛猫的女人

チョウザメにタッチしてみたいです°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
by 溺愛猫的女人 (2023-11-15 11:31) 

suzuran

溺愛猫的女人さん:
コメントありがとうございます。

本当のサメと違って硬骨魚なので、堅い鱗に覆われていました。
背中を水面に出して近寄ってくるチョウザメが超可愛いです。
海のサメの背中なんか撫でたら手の皮が剥けますから絶対に無理です。
by suzuran (2023-11-16 00:28) 

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