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F1-GP 第21戦 ブラジルGP スプリントレース結果 [モータースポーツ]

最近、旅行記と時期が重なってリアルタイムの記事が書けていませんが、趣味
の世界の話なので、忘備録としてブラジルGPの結果を書きます。

スプリントレースはなんのために開催されているのか?という部分で、議論に
なることもあるようですが、私見としてはネット配信や有料チャンネルで観戦
している人のためではなく現地で観戦している人に対するイベント的な要素が
あるのではないかと思っています。

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100キロという距離は中途半端な気はしますし、ドライバーにとっては確実に
リスクは増えているわけで、特にマシンの仕上がりに慎重なタイプの人の場合
決勝前に短いとはいえ一度レースをするのは、セッティングの面でも天候次第
では再調整が必要になったりするので走りたくないのでは?とは思います。


ただ、スプリントレースの場合は、通常のレースとは違った展開になることも
ままあるので、そういう意味ではドライバーにとってポイントを稼ぐのに重要
なレースだとも言えるかも知れません。

ブラジルGPのスプリントシュートアウト(予選)では、マクラーレンのランド
・ノリスがポールポジションを獲得し、現在までに通常のレースでも優勝経験
のないランド・ノリスにとっては初の優勝が近付いたことになりました。

2番手はマックス・フェルスタッペン、決勝に向けてハードタイヤを温存する
余裕を見せての2番手なので、最終結果としては優勝するだろうなという感じ
はありましたが、3番手のセルジオ・ペレスも久し振りに、今年の始めに優勝
していた時のようなタイムアタックが出来たのは良かったと思います。

着目したのは角田裕毅の6番手スタートでした。
前回、オスカー・ピアストリとの接触で、ほぼ見えていた入賞を逃し、本人は
全ての予定をキャンセルして部屋に籠っていたと言うほど、自省したレースに
なりましたから、あの一件で逃したポイントの一部でも取り戻すことが自信に
繋がるとも思うので、なんとかポイントを獲得することを願っていました。



結果としては、マックス・フェルスタッペンが当然のように勝ちました。
ポールポジションからスタートしたランド・ノリスは、残念ながら2着になり
3着がセルジオ・ペレスということで、予選のトップ3の順位が入れ替わったと
いう結果になりました。

6番手スタートの角田裕毅はスタートポジションから後退することなく、6位で
ゴールして3ポイントを獲得しました。

前半戦で、10位、11位と惜敗が続いたマシンでしたが後半戦になってからの
アップグレードが成功しているようで、後半になってポイント獲得のペースが
早まっているので、モチベーションも上がることでしょう。

この流れを決勝にまで繋げられる勢いが、今のアルファタウリチームにはある
と断言できる角田裕毅とダニエル・リカルドの速さでした。


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