F1-GP 第16戦 シンガポールGP 決勝結果 [モータースポーツ]
の話を簡単にまとめます。特段に誰かが必要としているわけでもありませんが
基本的にF1は年間を通して追っかけているので、レースの結果については記録
として残しておきたいと思っています。
ということで、レッドブルの連勝が止まるとしたらシンガポールだという話が
出ていましたが、その通りの結果になり今年初めてレッドブル以外のチームで
優勝したのはフェラーリのカルロス・サインツでした。
予選の段階というか、それ以前のフリー走行の段階で、レッドブルのマシンは
コースとの適性が合わなかったのか、出遅れ感がありましたが、フェラーリの
カルロス・サインツが好調にタイムを縮めていくのに対し、レッドブルの二人
は、マックス・フェルスタッペンはほとんど短縮できず、セルジオ・ペレスに
至っては、Q1よりもQ2の方がタイムが遅いという不出来な状態で、二人とも
Q3進出も逃してしまいました。
予選順位はマックス・フェルスタッペン11位、セルジオ・ペレス13位と優勝
には、ちょっと遠い位置からのスタートになりました。
マシンのアップグレードで好タイムが期待された角田裕毅は、フリー走行でも
良い感じで、Q1はトップタイムで通過するぐらい(1分31秒台は角田のみ)の
好調なスタートでしたが、Q2では車検とコーナーでのミスによってタイム計測
が出来なかったために15位で敗退し、15番手スタートになりました。
Q1のタイムは、Q3でも10番手に相当するのでQ2のミスがなければ5列目から
のスタートが出来たぐらいなので、残念な予選でした。
ダニエル・リカルドの代役のリアム・ローソンは、堅実にタイムを短縮しQ2を
通過してQ3進出を果たして、評価を高め、2024年のレギュラードライバーは
ダニエル・リカルドとリアム・ローソンになる、という予測をする記事が多く
出てくるようになりました。
決勝結果はカルロス・サインツがポールポジションからスタートして、優勝し
2着にはマクラーレンのランド・ノリス、3着はルイス・ハミルトンでした。
11番手スタートのマックス・フェルスタッペンは5着、13番手スタートだった
セルジオ・ペレスは8位に入着して、ポイントを稼ぐことは出来ました。
10番手からスタートしたリアム・ローソンは、ケビン・マグヌッセンに後方に
付かれながらも9着で初ポイントを獲得、15番手スタートの角田裕毅は一周目
でセルジオ・ペレスと接触し、ラジエーターに問題が発生したため二戦連続の
リタイアという振るわない成績で終わりました。
前走では交換した新品のエンジンが故障し、今回はセルジオ・ペレスとの接触
によって早々に決勝レースから姿を消していることも関係しているのか、来年
はレッドブルとアルファタウリのリザーブドライバーとして契約をすることに
なりそうだとされていますが、角田裕毅についてはホンダの構想の中で2026年
からのアストンマーティンチームで走らせたい、という思惑があると思うので
リザーブになることは多分ないと思います。
ということで、シンガポールGPのまとめはここまでにします。
レッドブルとアルファタウリの話しか書いていないので、決勝の順位ぐらいは
全員のドライバーの名前を書くようにします。
1.カルロス・サインツ(フェラーリ)
2.ランド・ノリス(マクラーレン)
3.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
6.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
7.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
8.セルジオ・ペレス(レッドブル)
9.リアム・ローソン(アルファタウリ)
10.ケビン・マグヌッセン(ハース)
11.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
12.周冠宇(アルファロメオ)
13.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
14.ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
15.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
DNF.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
DNF.バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
DNF.エステバン・オコン(アルピーヌ)
DNF.角田裕毅(アルファタウリ)
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