F1-GP 第14戦 オランダGP 予選 [モータースポーツ]
路面が乾いてきたことで、Q3ではドライコンディションでのタイムアタックが
出来るようになりましたということで、マックス・フェルスタッペンが順当に
と言うか、当然のようにポールポジションを獲得しました。
2番手のランド・ノリスに、0.537秒の差を付けていて圧倒レベルかな。
3番手にジョージ・ラッセルが入り、4番手にアレクサンダー・アルボンです。
ノーポイントのローガン・サージェントでさえ(失礼な表現ではあるものの)
Q3に進出して10番手タイムを出しているので、サマーブレイク中に、かなり
有効なアップデートに成功した感じです。
アレクサンダー・アルボンは、2026年のレギュレーション改定の前までには
各チームで争奪戦が勃発するのではないかと言われるほど、レベルアップして
いて、レッドブルの想定を超える実力を秘めていたとも言えそうで、逃がした
魚は大きいという格言が当てはまるかも知れません。
5番手以下は↓の通り。
5.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
6.カルロス・サインツ(フェラーリ)
7.セルジオ・ペレス(レッドブル)
8.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
9.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
10.ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
11.ランス・ストロール(アストンマーティン)
12.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
13.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
14.角田裕毅(アルファタウリ)
15.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
16.周冠宇(アルファロメオ)
17.エステバン・オコン(アルピーヌ)
18.ケビン・マグヌッセン(ハース)
19.バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
20.リアム・ローソン(アルファタウリ)
セルジオ・ペレスは出遅れ気味ではあるものの、まだ挽回できる位置かな。
という感じで、フェラーリはチーム事情を反映している感じで、ドライバーに
実力はあっても、いつまでもチグハグ感のあるチームですね。
アルピーヌもドライバーの責任と言うよりは、お家事情が関係している感じが
濃厚で、ピエール・ガスリーはハズレを引いた感じがします。
アルファタウリに残っていたとしても、マシンが今一つなので今年は達成感を
感じられない年になっていたかも知れませんが、ルノーの「改革」がどこまで
本気なのか、現時点では読めない感じで焦燥感はあるんじゃないのかな。
角田裕毅は、Q2まで進んで14番手のタイムでしたが、ルイス・ハミルトンを
ブロックして走路を妨害したとして3グリッド降格のペナルティを受けたので
決勝は17番手からのスタートになります。
ちなみに、ルイス・ハミルトンは角田裕毅が邪魔をしたためにタイムが遅れた
わけではないと擁護してくれましたが裁定は走路妨害になりました。
メルセデスF1代表のトト・ヴォルフの見方によれば、ハミルトンの走路を妨害
したのは、角田裕毅よりもフェルナンド・アロンソとランス・ストロールだと
しているので、この二人に対して、もっと事情聴取をして欲しかったです。
このようなことがあると必ず、角田裕毅が損をしているような気がします。
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