F1・サマーブレイク中の噂話

7月30日のベルギーGPで前半戦を終了したF1は、8月27日のオランダGPまで
約1カ月のサマーブレイクに入っていますが、この期間中でもチームの中では
動きがあるわけで、来年の契約など着々と進んでいるみたいです。



今年の開幕戦から調子の良かったセルジオ・ペレスは、モナコGP以降の不振で
2024年までの契約が危うくなっているという話がありましたが、実際には契約
が途中で破棄されるようなことは無く、少なくとも2024年まではレッドブルの
シートは確約されているという話になっています。

過去にレッドブルではピエール・ガスリーがサマーブレイク中にトロロッソに
降格という辞令がありますし、現在のアルファタウリではサマーブレイクまで
待つことなく、ニック・デ・フリースを解雇しているので、セルジオ・ペレス
のシートも怪しいという根拠になっていますが、少なくとも現時点のポイント
でマックス・フェルスタッペンに続いての2位ですからね、他チームのNo.1の
ドライバーよりもポイントを稼いでいるドライバーをチームから放出するほど
無意味なことは無いと思いますから、セルジオ・ペレスは残るでしょう。



日本人として気になる角田裕毅については、サマーブレイク中に2024年まで
の契約延長が確定して契約のサインも間近だという話が出ています。

今年のF1マシンの中でもっとも不出来だと言われているマシンで、10位入賞
を三回しているパフォーマンスは高く評価されていて、将来のレッドブルでの
参戦もまだ除外はされていないので、2024年以降は、RB19ベースのマシンで
ポイントを稼ぐことも期待されている角田裕毅は話題に上ることが多いです。





あと、シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンもサマーブレイク中に来年
以降の契約について話を進めているようで、シャルル・ルクレールは2024年
までだった契約をさらに2026年まで延長する契約をすでに結んでいるという
話になっていて、ルイス・ハミルトンも2026年までは契約延長に同意する意向
だという話が漏れているので、2026年のエンジン規約変更によって予測不能な
将来に少しでも確実性を担保したいと考えたら主力ドライバーが変わることは
リスクになりますからね、今のうちに確保しておきたいのでしょう。

アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは2026年まで延長されることは
ないと読んでいますし、ランス・ストロールもホンダとの提携後まで残らずに
F1とは違う方向に進むと見ているので、現時点では動きはありません。



カルロス・サインツは2026年以降、アウディになるアルファロメオと契約し
2025年でフェラーリから離脱するという話が出てきているので、夏休みの間
に、2026年以降の各チームの主力ドライバーがほぼ確定しそうな勢いです。



マックス・フェルスタッペンのように、既に確定しているドライバーもいれば
現在はまだ密約段階のドライバーもいるようですが、大きくレギュレーション
が変わる年には、ドライバーだけでも安定させたいというのはどのチームでも
同じように考えているでしょうからね、呑気にサマーブレイクを満喫している
というわけにはいかないことでしょう。

タグ：2026年 レギュレーション変更 レッドブル ホンダ 角田裕毅

コメント 2

角田、来年は型落ちのRB19でどこまでやれるか期待です。
ヒューゴ・ボスに変更になるのって来年でしたっけ？
カラーリングがどうなるのかわくわく
by 青い森のヨッチン (2023-08-14 13:46) 

青い森のヨッチンさん：
コメントありがとうございます。

そうですね、来年から「ヒューゴ・ボス・ブルズ・レーシング」として
RB19のおさがりで、リブートするということになっているみたいです。

アルファタウリというファッションブランドは結局、人気が出なくて
レッドブルグループとして、業界から撤退するみたいですね。

渋めな黒、白、キャメルがアイコニックカラーになっているので、配色
の仕方次第では昔のJPSロータスみたいになるかもですね。

by suzuran (2023-08-14 22:29)