不倫=後先を考えない無邪気な恋 [恋愛]
されることが多いのが不倫の恋ということになっています。
あなたを殺して私も死にたいとか、この世で一緒になれないならばせめて天国
で一緒になりたいとか、そんな極端な結論に至ることが多いのも特徴でしたが
さすがに今のご時世、そういう重苦しいのは流行らないので、というか演歌が
ほぼ壊滅状態になっているので、そういう歌を聴くことはなくなりました。
でも、双方がフリーにならない限りは結婚という結果になりえない不倫の関係
というのは、逆の意味では生活とか人生を相手に託していないだけ、もっとも
無邪気に振舞うことの出来る恋愛だという見方もあるので、そういう意味でも
ネガティブな恋愛の形ではなくなっている気もします。
どちらかというと、結婚している相手に対して殺意や敵意を抱くということは
あるかも知れませんが、不倫関係の相手はいつも大切な存在でだということの
方が多いように感じます。
トコトン追い詰められてしまったら、それはまた別な問題になるかと思います
が、逆にそんなに徹底的に切羽詰ったような状態になってしまったら、それは
もう不倫という状態ではなく、運命共同体みたいな感覚になってしまっている
かと思うので、双方がそれぞれの元々の関係を清算する方向に踏み出せば良い
わけで、極端な方向に走って心中するような必要はないというか、最近は心中
なんて聞きませんね。
というような極論の話はともかくとして、話を元に戻します。
ほとんどの場合、恋愛関係にある二人でも喧嘩の原因は生活面か金銭面なのが
一般的なパターンだと思いますから、不倫の関係の場合には現実的な生々しい
揉め事というのは、基本的には存在しないはずです。
そんな風に考えると、実は不倫というのはとても無邪気な恋愛と言えるのでは
というように思います。好きな相手の自分の好きな部分だけを見ていれば良い
わけで、嫌なことには目を瞑っていても何も問題にはなりません。
ただ、会っている時に楽しく過ごせればそれでいい。
そんな感じで自分の普段の生活を補完できるような関係であり、悩みとか不安
とかを相談できる相手なら、とても大切な恋人になるのでは?
演歌の世界の人生を破綻させるような不倫ではなく、日々の生活に活力と希望
を与えてくれるような、そんな婚外恋愛が出来れば毎日の生活は、必ず明るく
充実したものになるのではないでしょうか。
但し、独占欲が強すぎる場合は無邪気な不倫は難しいと思いますけどね。
私は地方在住で、リハビリしている駐車場には昼中もにも関わらず何組かの不倫関係の男女の車が頻繁に止まります。もう顔見知り(笑)ですが、こそこそ感はぬぐえず、全然楽しそうでない。
地方は地域スマホ情報網が発達していますので、わたしは、それが誰か、奥さんとその職場、子供の年齢まで知っている。
不倫ですから肉体関係ありですよね。子供からは忌み嫌われますよ。妊娠すれば地獄です。
こんな面倒な事よくするわと思います。賢い男女は一線を越えず淡い関係を長く続ける。向田邦子さんの「あ・うん」の世界ですね。それでこそ人生に苦しみや楽しみといった深みが出てくる。
by meganesaru707 (2024-06-08 09:18)
meganesaru707さん:
コメントありがとうございます。
人それぞれに、80年間の生涯を悔いなく生きられれば良いと思います。
どんな生き方が最善で、どんな生き方が最悪なのかは、本人が死ぬ時に
それぞれに思うことだと思います。
自分以外の生き方は、あくまでも第三者として見ていたいです。
by suzuran (2024-06-09 20:29)