F1-grand prix 2023年・第13戦 ベルギーGP スプリント [モータースポーツ]
予選順位としては以下のようにマックス・フェルスタッペンがポールスタート
ということになりましたが、二番手にルーキーであるオスカー・ピアストリが
食い込んで、ちょっとビックリでしたが、それ以下は、毎度おなじみの顔ぶれ
というか、アストンマーティンの神通力はどうなったのでしょうね。
1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
3.カルロス・サインツ(フェラーリ)
4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
5.ランド・ノリス(マクラーレン)
6.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
7.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
8.セルジオ・ペレス(レッドブル)
9.エステバン・オコン(アルピーヌ)
10.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
角田裕毅は予選1回目でノックアウト、ダニエル・リカルドは2回目まで進んで
惜しくも11番手ということになり、同じマシンでも予選3回目まであと一歩に
進めるわけで、ダニエル・リカルドの能力は高いということなのでしょう。
そしてスプリントレースの決勝ですが、相変わらず雨にたたられてスタートが
遅れ、トラックが濡れていたのでウェットタイヤでスタートしましたが、途中
で路面が乾いてきたために、全員がインターミディエイト(濡れた路面用)に
交換して、レースは続けられ勝ったのはマックス・フェルスタッペンでした。
2番手からスタートのオスカー・ピアストリも順位を落とすことなく2着。
6番手スタートのピエール・ガスリーが3着で、久し振りの表彰台でした。
角田裕毅は単独スピンをして18位まで順位を下げ、そのままゴールして18位
ポイント獲得は出来ませんでしたが、ダニエル・リカルドは9位でしたからね
角田裕毅には刺激的なチームメイトが出来たということになるかと思います。
F1にスプリントレースが必要か不要かと聞かれたとしたら、個人的には不要だ
と思っています。決勝前にスプリントレースをすることによって、決勝レース
のパフォーマンスが落ちたら本末転倒ですし、クラッシュのリスクは限りなく
ゼロであるべきだと思うので、フリー走行、予選、決勝以外にまでドライバー
の疲労を積み重ねることは止めるべきだと思うからです。
興行面では有効かも知れませんし、F1自体が商業=利益追求型のスポーツだと
いう認識は持っていますが、それでもやはり100kmの距離を走るだけのレース
にそんなに価値があるとは思えません。
今回もセルジオ・ペレスとルイス・ハミルトンが接触して、セルジオ・ペレス
のマシンはサイドポッドに大穴が開いて、リタイアしていますが、この修理が
決勝までに間に合わないレベルの破損だとしたら、チームにもドライバーにも
大きな損失であるわけで、角田裕毅も後輪がロックして、危うくクラッシュの
リスクから逃れられましたが、スプリントレースでマシンを壊してしまい決勝
に出られないのは残念なのでという理由でリタイアしています。
スプリントレースの何が魅力なのか、個人的にはサッパリ意味が解らないので
このイベントは無くならないものだろうかと本当に思っています。
それはともかく、決勝では角田裕毅は11番手スタートです。
今年三回目の入賞に向けて全力を挙げて欲しいです。
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