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おとなの遠足 のんほいパーク -1 [トラベル]

愛知県豊橋市に通称:のんほいパーク(正式名:豊橋総合動植物公園)という
大きな公園があり、文字通りに熱帯の植物が栽培され、国内と海外の動物たち
が飼育され、恐竜の化石が展示されています。

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蒸気機関車の代名詞みたいなD51も展示されています。

以前から行ってみたいと思いつつ、なかなか機会がなかったのですが今年の春
に早回り(到着した時間が遅かったのと、強い雨で全体をゆっくりと見て回る
ということは不可能な状況でした。)してきた時のことを書きます。


東海道本線の豊橋駅から浜松側に一駅の二川駅で降りて、ゆっくり歩いて10分
かかりませんが、特に商店街みたいなところを通るわけでもないので、意外に
遠く感じます。(広い道を渡るので歩道橋がありますが、エレベーターがあり
普段から歩いていない人に優しいルートです)

入場料は大人600円、このゴミ袋から殺虫剤まで、なんでも値上げのご時世に
植物園から動物園、自然史博物館まで観られての料金です。
豊橋市、財政に余裕があるのか、市職員がとても優秀で無駄なお金を使わずに
運営するノウハウを心得ているのか、どっちにしても感心しました。

入口を入ると最初に温室があり、果物のなる植物が育てられていました。
フィリピンでは公園で見かけることがあるパパイヤとか、写真はありませんが
バナナの木とか、子どもが一緒だと喜びそうな展示内容です。

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小さなパイナップルもあって、沖縄では見たことがありますがパイナップルが
下から生える様子を見られるのは、あまりないので夏休みの自由研究とかにも
活用できそうです。家の子どもが小学生の時には田んぼの横の用水にピンク色
の卵塊を産みつけるジャンボタニシ=スクミリンゴガイの自由研究を提出して
表彰されたことがありましたので、ちょっと変わったことを研究テーマにする
というのは、評価を獲得するには良いかも知れません。

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ジャボチカバという木になる黒い実が気になりました。
「練乳をかけた巨峰」の味とされているようで、ぶどうの巨峰は好きではない
のですが、黒くて艶々とした大粒の実はそそるものがありました。

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ブラジル原産で、沖縄でも栽培されているみたいなので沖縄まで行ったら市販
されているのでしょうかね?沖縄に行く理由が一つできました。

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あと、食虫植物のウツボカズラ

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子どもの頃に、親に頼んで買ってもらったモウセンゴケとウツボカズラに毎日
アリとかクモとか捕まえて食べさせていたら栄養過多になったのか、一か月も
経たないうちに腐ったようになって元気がなくなり枯れてしまいました。
ちなみに後ろにいるワニさんは本物ではありません。

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順路の最後はお花畑ということで、エラチオールベゴニアの花壇です。
写真は撮っていませんが、スイレン(蓮の花)とか、きれいな花もいろいろと
咲いていたので、お勧めしたいところですが暑い日が続いていますからね。
暑い時に、わざわざ温室に行かなくても良いとは思います。

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この後は動物園に行こうと思いましたが、雨が激しくて園内の通路が川状態に
なっていたので、屋内の展示を見られる自然史博物館に移動しました。
レッサーパンダが好きなので、いつか動物園にも行きたいと思っています。


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コメント 8

そら

ジャンボタニシの卵塊ってピンク色なのですね。自然の物を研究するのは、とても根気が入ります。お子様の発想が素晴らしいですね!
ジャボチカバも面白い!不思議な実の付き方ですけど、美味しいのですね。
いつも思いますが、初めに口にする人って勇気ありますよね。相当に大きな実ですよね。これはほんとに面白い。
by そら (2023-07-21 04:54) 

suzuran

そらさん:
コメントありがとうございます。

ジャンボタニシは田んぼの横の用水路とか、割とどこにもいますが稲の
食害をする帰化生物なので、本来は駆除しなければいけないわけですが
根絶するのが難しいレベルの繁殖力があります。

卵塊はショッキングピンクに近い、毒々しいピンクで実際に有毒だと
されていますので、卵を食べる天敵もいないので増え続けています。

木の実はまだ舐めてみて酸っぱいとか苦ければ食べなければ良いですが
ナマコとか、ウニ、クラゲなどを食べた先人は、勇気を称えられるべき
存在なのかも知れません。

海洋生物の研究をライフワークにされていた昭和天皇は、アメフラシを
試食したことがあるそうで、あれは不味かったと話されていたそうです。
研究熱心になると、見て、嗅いで、触れるだけでなく、味わうことにも
興味が出てくるようですね。

by suzuran (2023-07-21 23:00) 

溺愛猫的女人

ジャボチカバの黒い実、不思議な感じですね。食べてみたいです。
by 溺愛猫的女人 (2023-07-22 13:35) 

青い森のヨッチン

この暑さだと温室に冷房が入っているなんてことはないでしょうねぇ~
by 青い森のヨッチン (2023-07-22 15:02) 

歳三君

ジャボチカバって初めて見ましたが
幹から直接、実がなるとは不思議ですね。
一度、頂いてみたいです。
by 歳三君 (2023-07-22 21:36) 

suzuran

溺愛猫的女人さん:
コメントありがとうございます。

ジャボチカバは、ブラジルやボリビアで栽培されている常緑樹で一年中
実がなり、日本人の味覚にも合う果樹ということで、沖縄でも栽培され
皮にはポリフェノールが多く含まれ、果肉はライチに似た感じで、糖度
が16-20度あるようなので、かなり甘い果実ですね。

収穫後の傷みが早いので、果実が流通することは殆どないようです。
ジャボチカバを食べたい場合は、苗を買って育てる必要があります。
浜松のフルーツパーク時の栖で栽培されていますが、6月末までで収穫
期間は終わるので、4月中旬から6月中旬に行けば買えるようです。



by suzuran (2023-07-23 01:34) 

suzuran

青い森のヨッチンさん:
コメントありがとうございます。

今の時期だとガラスで覆われた温室内はかなりの気温になると思います。
行った時は春で雨降りでしたから、空調は暖房で入っていたように記憶
していますが、今は換気だけで温度調整していると思います。

by suzuran (2023-07-23 01:38) 

suzuran

歳三君さん:
コメントありがとうございます。

収穫時期からは外れているので、来年までお預けな感じですね。
浜松はそんなに遠くないので、収穫期に行ってみようと思います。
by suzuran (2023-07-23 02:10) 

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