初めての岩手県・遠野で民話体験 -4 [トラベル]
リセットというか、元々の旅行の目的に修正できたような感じでした。
ホテルの朝食の場合では、新型コロナ感染症がピークだった頃は、使い捨ての
折り詰めのお弁当形式で、素っ気ないというか味気ないというか残念な感じに
なっていましたが、最近は元のバイキング形式になってきました。
旅館の朝食は元々から、一人分ずつ用意されているのが普通だった気がします
が、結構、朝から一人鍋みたいなのが出てくることがあって、猫ベロの立場で
言わせてもらうと、あまり熱々なものが出てくると食べるのに時間がかかって
しまうので、熱いのは汁物ぐらいにして欲しいなというのが本音です。
ですから、今回の朝食は食べやすくて良かったです。
お宿を出て、まずは河童が出たとされている、かっぱ淵を目指して出発だ~と
思いましたが、お宿にも中庭があったので、まずはそこから見ることに。
きれいな水が流れ込む池のほとりに河童さんと亀さんが佇んでいました。
近くで見ると河童さんの口の周りが赤くなり、亀さんの前脚がありません。
キュウリを食べるはずの河童が実は狂暴な肉食なのか…という感じがしますが
その割には殺伐とした雰囲気はありません。
河童さんも亀さんも喋らないのでコトの真相はわかりませんが、襲われたわけ
ではなさそうでした。
きれいな水が流れている景色を見ていると、目の保養というか、目が癒される
感じがしますが、それが長続きしないのが残念です。
仕事でパソコンばかり見ていれば目も悪くなりますよね。
山間部に行くと、ほぼ必ず「子孫繁栄」「五穀豊穣」の願掛けをする道祖神が
存在するものですが、遠野にはコンセイサマ(金精様)という神様を祀る神社
があり、子宝や女性の病気、腰痛などにご利益があるらしいです。
神社まで行くには山の中まで入って行かないといけないので、観光で来た人の
利便性を考えてくれたのか「たかむろ水光園」では中庭に「たかむろ金勢様」
を祀ってありました。大体、五穀豊穣の神様のご神体はこういう形ですね。
愛知県にも有名な田県神社の豊年祭りというのがあって、ご神体を神輿にして
練り歩き、外国人の見物客で賑わいます。
遠野でも5月5日に山崎のコンセイサマで、コンセイ祭りが開催されます。
腰痛のある人はコンセイサマをたわしで磨くと治るらしいです。
あくまでも伝承なので、腰痛のある人が遠野まで出かけるのは止めましょう。
中庭の話だけで、随分と長くなりました。
かっぱ淵の話がそれなりに長いので、今回はここまでにします。
旅館の朝食、とてもいい感じで美味しそう。
by 溺愛猫的女人 (2023-06-19 13:46)
旅館にも立派な河童がいましたね。
以前、遠野には行ったことがありますが、あちらこちらに河童がいました。^_^
by ヨッシーパパ (2023-06-19 20:04)
溺愛猫的女人さん:
コメントありがとうございます。
高級ホテルの豪華なモーニングバイキングも良いですが、一人分ずつで
しつらえられた旅館の朝食も良いです。
東北はお米が美味しいですね。
by suzuran (2023-06-20 00:27)
ヨッシーパパさん:
コメントありがとうございます。
今回はレンタカーだったので駅の方には行きませんでしたが、駅前とか
河童がたくさんいるみたいですね。次に行く機会があれば「ふるさと村」
とか「馬の里」にも行きたいです。
by suzuran (2023-06-20 00:29)