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天皇賞・春 2023年 [競馬]

今年の天皇賞は、去年に続いて連覇が期待されたタイトルホルダーが1番人気
に推されてのスタートでしたが、スタートから逃げていた二周目の3コーナー
を過ぎたあたりから後続馬に追い越され始めて様子がおかしくなり4コーナー
で、騎乗していた横山和生騎手が走るのを止めさせて競争中止になりました。



タイトルホルダーの競争中止の原因は「右前肢ハ行」と発表されました。
ハ行というのはJRAの競馬用語辞典によれば、歩様に異常をきたしている状態
をいうとされています。(歩様というのは歩き方のこと)


跛行の原因は、骨、腱、関節、筋肉、神経等の異常が考えられるということで
ドゥラメンテの貴重な血統を持つGⅠ三勝馬ですから、その血統を繋ぐという
ことを考えると、無理をして競走を続けるよりも引退を選択するということも
考えられるのではないでしょうか。

Twitterでは、安藤勝己元騎手がテレビの競馬中継で、解説をしていた段階で
すでに馬の動きが固いことを指摘していたことが話題になっていて、返し馬の
時点で、足を痛めていたことが考えられるかも知れません。

今回のレースでは人気的には13番人気ではありましたが、アフリカンゴールド
も心房細動(エフフォーリアと同じ)のために競争を中止しています。
JRAの発表では両馬とも命に別状はないようで、良かったです。


最近は、F1のように実際にレースをしている視点の動画が公開されます。

レース結果としては、2番人気のジャスティンパレス(ルメール騎手騎乗)が
優勝し、2着には5番人気のディープボンドが入着しました。
1着、2着がディープインパクト産駒ということになります。

レジェンド武豊騎手は、2020年11月にノベンバーステークスに勝ってからは
15連敗(そのうち2着3回)のヒュミドールに騎乗しました。


3600mのダイヤモンドステークスでは2着だったので、長距離向きなんでしょうね。

天皇賞・春は3200mなので、2000mから2400mがメインになっている現代の
競馬では出走頭数が少ないので、GⅠに出走できましたが、もしも天皇賞・秋
だったら賞金が足りなくて出走は叶わないレベルの馬さんでの出走でしたね。
結果としては、10着になりまして実力相応かなという感じで参加賞です。



大阪杯(2000m)で優勝したジャックドールは、父のモーリスも1600mから
2000mが適距離だったので、距離的に天皇賞・春は無理ですからね、6月の
安田記念に出走登録されていて、このレースは期待できそうです。

ということで、天皇賞・春は馬券的には穴馬ではありませんでしたね。
今回は予想もしていないので、当たり外れはありません。


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