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ムツゴロウ(畑正憲)さんが死去 [訃報・追悼]

病気で弱っている人、高齢者の人がどんどん亡くなってしまうような気候変動
でも起きているのか?と思うぐらい、小学生の頃から20代前半まで夢中だった
人たちが先を急ぐように逝ってしまうことが続いています。



作家の畑正憲さんが心筋梗塞で87歳で亡くなりました。
父親と同じ昭和9年生まれ(父は2011年、東日本大震災で日本が存亡の危機か
と騒がれた年に亡くなっています)ですから、長生きではあったと思いますが
小学生の時に読んだ「われら動物みな兄弟」の頃から「ムツゴロウの青春期」
結婚記、無人島記、大漁旗、動物王国、博物志など、ムツゴロウとタイトルに
入っている数々の本の他にも、「さよならどんべえ」など、多くの本を読んで
きた作家が亡くなってしまったことが悲しいです。


若い頃から胃潰瘍の手術を受けたり、海外で倒れられて心臓が一度止まったと
いう話も本に書かれていたので、イメージしていたよりは長く生きられたとは
思いますが、それでもやっぱり子供の頃に大好きだった本の作者が亡くなると
いうのは、なんとも言えない気持ちがあります。

高校二年の時点(だったと思います)で、高校で履修するべき内容を全て完了
してしまったので、体を鍛えるために先生の許可を得て、体育以外の授業中に
校庭を走っていたとか、親が学費を払ってくれないので仕方なく東大の理学部
に入ったとか、こういう人が本当の天才と言うんだろうなと思っていました。
※山田洋次監督も特に受験勉強をすることなく東大に入学していたはずです。

ムツゴロウ王国に憧れて、ムツゴロウ王国で仕事をさせてもらえないだろうか
と思ったこともありましたが、多くの動物たちの健康管理をする必要があると
いうことで、獣医師の資格が必須だと聞いて、そりゃ無理だと諦めました。



あきる野市に一時的にムツゴロウ王国が開園したこともありましたが、あの頃
は、もうムツゴロウさん一人だけの意志で王国を運営しているわけではなくて
商業ベースのテーマパーク的な動物王国になっていて、スポンサーやいろいろ
なしがらみがあったようで、結局、数年で撤退しています。

放映開始当時はムツゴロウさん一家や、動物王国で働く人たちも登場していた
「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」はファミリーの話から、畑正憲さんが世界
の野生動物や動物園を紹介する内容に変わりながら20年程続きました。

ライオンに指をかじられたり、動物の相手をして怪我をしたことも多々あった
ような感じでしたが、動物と交流している姿はとても幸せそうでした。



見送ってきた、どんべいや多くの動物たちが虹の橋の向こうで待っていたこと
と思います。これからは思う存分、動物たちと触れ合うことが出来るでしょう
長い間、お疲れさまでした。いつか近くで会えることを願っています。


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