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最終兵器・ムスダン【2015年・韓国映画】U-NEXT 見放題 [シネマクラブ]

韓国映画の話が続きますが、アメリカ映画も香港映画も好きなんですよ。
残念ながら日本の映画はダメですけどね。


こういう映画を観たいとは全く思わないんですよね。

どうして日本の映画って、不良が縄張り争いしたり、半グレが夜の街で覇権を
競ったりなんてストーリーか、絶体にあり得なさそうな恋愛とか、そんな映画
が大半なんでしょうね?製作費なんて多くても5億円ぐらいしか使っていない
とかね、作る側も出すべき時はお金を投入して、ちゃんとした役者さんが出演
する、きちんとした映画を作ってもらいたいと思います。


日本の映画でプロットがしっかりした作品と言ったらアニメーションしかない
というのはいくらなんでも情けないし、アニメーションもアニメーターの待遇
はかなり悪いので、数年内には韓国や中国のスタジオが、日本の作家を招いて
合作ではなく自国のオリジナルとして製作するようになると思います。

という話はともかくとして、今回の映画は「最終兵器ムスダン」
ムスダンって聞いたことがあるような気がするなと思ったら、北朝鮮が火星と
名前を付けて人工衛星だと言って発射実験をしている、中距離弾道ミサイルの
ことで、アメリカはムスダンと呼んでいます。



映画は最終兵器を名乗っている割に、北朝鮮が核ミサイルを発射してしまった
ことから、世界の終わりを阻止しようと韓国軍が大規模な作戦を展開する映画
ではなくて、北朝鮮と韓国の間の非武装地帯で韓国兵が襲われた事件の調査に
出向いた、特殊選任部隊(階級章を外し、24時間以内に撤収する特殊任務)が
北朝鮮の秘密兵器ムスダンの謎を解くというスケールの小さい映画です。



主演は、現在は俳優を引退しているペ・ヨンジュンのドラマ「太王四神記」で
デビューしたイ・ジアで、共演で知っているのはキム・ミンジュンだけです。
※あくまでも個人としての話です。



明らかに製作費が少ない映画で、ムスダン(簡単に書くと改造人間)は透明な
設定のために特殊メイクなどにもお金がかかっていないんですよね。
ほぼ全員の男性が兵役の経験があるので、銃器の扱いなどはリアル感があって
迫真の演技が見られますが、見えない敵を相手に極秘調査をしながら、人数は
五人に絞り込むとか無理が多すぎて話に没入できなかったです。

下世話な話ですが、男性四人と女性一人の軍人チームが深い森の中で作戦行動
をしていて、トイレはどうするの?とか、映画の筋とは違うことが気になって
途中で集中力が途切れてしまうレベルで緊張感の無い映画でした。



韓国映画であまり外れは無いのですが、これは外れです。
極秘任務の兵士に危険を知らせようとした同僚の兵士が、兵舎内で簡単に射殺
されたり、特殊任務に就いた五人の兵士は交通事故で死んだことにされる報道
が流れるシーンがありながら、生き残っているとか、この人たちの悪だくみは
絶体にバレるよねという場面が多すぎて、かなり残念な映画でした。


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