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F1 バーレーンテスト3日目 [モータースポーツ]

本番を一週間後に控えて、最後のテスト走行になる3日目。
マクラーレンのダニエル・リカルドは、新型コロナウイルス感染のため不参加
になりますが、その他はアルピーヌのエステバン・オコンが参加しないだけで
その他の8チーム16人のドライバーは、午前と午後に分かれてテストに参加し
セッティングの調整を仕上げることになっています。




レッドブルは予告していた通りに新型のサイドポッドを装備したRB18を用意
して、秘密にされていたRB18の最終形態を披露しました。
午前の部は、セルジオ・ペレスがテスト走行を行い、トップタイムを記録して
午後のマックス・フェルスタッペンに引き継いでいます。


セルジオ・ペレスのトップタイムは1分33秒105、午後のセッションで昨年の
予選トップタイムの1分28秒997が更新されそうな感じで、いよいよ2022年の
シーズンに向けてカウントダウンが開始される感じです。



貨物の到着遅れに対する救済措置として4時間の独自テストが許可されている
ハースは、正式な開始時間よりも1時間早くテストコースでの走行を開始した
ものの燃料システムのトラブルでマシンが稼働した時間は短く、午前の走行を
担当したケビン・マグヌッセンは38周で終了し、午後のミック・シューマッハ
に交代することになりました。

昨日1時間、午前に1時間のプラスタイムを使いましたが、他のチームがテスト
を終了した後、残りの2時間の単独テストが可能です。
その2時間で後れをどこまで挽回できるかが、今年のシーズンも最下位なのか
一つでも上に上がれるかの分かれ道かも知れません。

ということで、午前までの状況はこんな感じでしたが、午後からはトラブルに
対応が必要なチームはなく、順調にスケジュールをこなした感じです。

最終的に、ハースに対する救済措置による2時間延長も含めたトップタイムは
レッドブルのマックス・フェルスタッペンが記録した、1分31秒720になって
昨年、ポールポジションを獲得した1分28秒997には届きませんでした。



トップスピードが落ちているのか、各チームが本番前に手の内を見せることを
意識してペースを落としているのか、というところですが、メルセデスは実力
を隠すために、あえてパフォーマンスを落としているという指摘は当たらない
とあえて遅く走っていることを否定していますが、メルセデスの死んだフリは
もう何年も続いているので、誰も信じてませんね。

確かに三日間のタイムは良くないですし、ルイス・ハミルトンも苦労して運転
している感じだったので、もしかしたら去年のように最高のコンディションで
決勝レースに臨むということは出来ないかも知れません。

マクラーレンもフロントブレーキに問題があって満足に走れないことに加えて
ダニエル・リカルドは新型コロナに感染が確認され。ランド・ノリスが一人で
3日間テスト走行をしましたが、三日間で200周しか走れなかったことからも
マクラーレンはマシンに不安を抱えての開幕戦になりそうです。

意外と言っては失礼ですが、ハースのミック・シューマッハが、2番手タイム
を記録して、去年のように万年最下位からは脱することが出来るかも知れない
ということになっています。(あくまでもテストですが)

エンジンの完成度はフェラーリが一番と見られているので、そのフェラーリの
エンジンを積んで、マシンのレベルアップが進んだのかも知れません。

開幕戦のスケジュールは、3月18日のフリー走行から始まり、3月20日が決勝
ということで、来週が楽しみです。


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