F1-grand prix 第20戦 カタールGP 決勝 [モータースポーツ]
二位以下を寄せ付けず、最終的に25.743秒の差をつけて勝ちました。
ただ、7番手からスタートしながら5周目には2番手の位置まで復帰し、さらに
ファステストラップポイントを稼いだマックス・フェルスタッペンの年間王者
を目指す気迫も凄いなと思います。
マックス・フェルスタッペンが、、7番手にまで降格してのスタートになった
ことで、とても楽なレースだったと、ルイス・ハミルトンが言っているぐらい
なので、予選の結果通りに二番手からのスタートだったなら、最終的に順位は
変わらなくても気持ちの上で追い詰めることは出来た気がします。
二番手スタートだったピエール・ガスリーは、ソフトタイヤでスタートをして
2ストップ戦略で上位入賞を目指していましたが、ミディアムタイヤのチーム
が上位を伺う展開になった上、タイヤの摩耗の激しさで4台がパンクをすると
いった状況で、ドーハのサーキットはタイヤに厳しいコースだったというのが
結果としては入賞できなかった要因なのかなという感じです。
バルテリ・ボッタス、ニコラス・ラティフィが、車体への影響もありリタイヤ
そして、ランド・ノリスとジョージ・ラッセルがタイヤの交換が必要になった
4台のパンクが全て左前輪ということで、コースの特性上、右カーブで負荷が
かかったのか、縁石で擦れることで摩耗が激しくなったのかを、タイヤを供給
しているピレリが検証をして来年に備えるみたいです。
結果としてピエール・ガスリー11位、角田裕毅13位の結果に終わりポイント
を全く稼げなかったのに対して、アルピーヌはフェルナンド・アロンソが3位
エステバン・オコンが5位に入って25ポイントを稼ぎ、アルファタウリと同点
で並んでいたアルピーヌは一気に25ポイント差をつけました。
1 ルイス・ハミルトン メルセデス
2 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
3 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ
4 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダ
5 エステバン・オコン アルピーヌ
6 ランス・ストロール アストンマーティン
7 カルロス・サインツ フェラーリ
8 シャルル・ルクレール フェラーリ
9 ランド・ノリス マクラーレン
10 セバスチャン・ベッテル アストンマーティン
今年のレースは残すところ2戦、まだサーキットの施設の一部が未完成という
話が出ているサウジアラビアと去年大きな事故のあったアブダビです。
現時点ではマックス・フェルスタッペンが1位の351.5ポイント
ルイス・ハミルトンは2位の343.5ポイントで、差は8ポイントです。
次のレースでルイス・ハミルトンが優勝、マックス・フェルスタッペンが2位
になったとしたら、差は1ポイントですがマックス・フェルスタッペンの1位は
変わりませんが、次のレースが優勝決定戦になります。
逆にマックス・フェルスタッペンが優勝して、ルイス・ハミルトンが2位だと
したら15ポイント差が付くので、アブダビでルイス・ハミルトンが優勝しても
マックス・フェルスタッペンは4位以内に入ればワールドチャンピオンです。
次のレースの結果が重要ということですね。
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