F1 第7戦 フランスGP 決勝

フランスGPが終わりました。
結果はマックス・フェルスタッペンが優勝、セルジオ・ペレスが3位でした。
ポールポジションからスタートの後、コースを外れてしまったために2番手の
ルイス・ハミルトンに抜かれて、順位を落としてしまいましたが、2ストップ
戦略の成功と、ファステストラップを刻みながら上位のルイス・ハミルトンを
追い上げて、残り2周で先頭に立ち、そのまま優勝しました。



バルテリ・ボッタスとの6秒以上のギャップを数周で縮める速さで、今回から
交換した二基目のホンダのパワーユニットはより速くなっているみたいです。

セルジオ・ペレスも激しく追い上げて、バルテリ・ボッタスはパスすることが
出来ましたが、ルイス・ハミルトンを抜くまでには至らずレッドブル・ホンダ
の1-2フィニッシュは出来ませんでしたが、ドライバーズポイントだけでなく
コンストラクターズポイントでも首位を守りました。

予選で6位に入り、表彰台も期待していたピエール・ガスリーは残念ながら7位
に後退してしまいましたが、ポイントは確実に積み上げられてアルファタウリ
チームにはちゃんと貢献できましたね。

それに対して予選のQ1でスピンしてウォールにバックから突っ込み、発進不能
になってタイムが計測できなかった上、部品を交換したのでピットスタートに
なってしまった角田裕毅は事実上の最後尾スタートでしたが、13位まで順位を
上げて、速さを見せることは出来ました。

とは言うものの、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーのヘルムート
マルコはご立腹なご様子で、衝動的で頑固な性格を矯正しなければならないと
言っているので、イタリアへの転居に続いて生活指導に入るみたいですね。



全てのドライバーの着順です。
1．マックス・フェルスタッペン（レッドブル・ホンダ）
2．ルイス・ハミルトン（メルセデス）
3．セルジオ・ペレス（レッドブル・ホンダ）
4．バルテリ・ボッタス（メルセデス）
5．ランド・ノリス（マクラーレン）
6．ダニエル・リカルド（マクラーレン）
7．ピエール・ガスリー（アルファタウリ・ホンダ）
8．フェルナンド・アロンソ（アルピーヌ）
9．セバスチャン・ベッテル（アストンマーティン）
10．ランス・ストロール（アストンマーティン）
11．カルロス・サインツ（フェラーリ）
12．ジョージ・ラッセル（ウィリアムズ）
13．角田裕毅（アルファタウリ・ホンダ）
14．エステバン・オコン（アルピーヌ）
15．アントニオ・ジョビナッツィ（アルファロメオ）
16．シャルル・ルクレール（フェラーリ）
17．キミ・ライコネン（アルファロメオ）
18．ニコラス・ラティフィ（ウィリアムズ）
19．ミック・シューマッハ（ハース）
20．ニキータ・マゼピン（ハース）

フェラーリは市街地コースでは割と見せ場がありましたが、本来のサーキット
では良いところなく終わってしまい、それとは対照的にメルセデスは圧倒的な
強さはないものの復調してきましたが、速さではレッドブルに勝てない状況。
ということで、現在の最強チームはレッドブル・ホンダということですよね。

もしかしたら、2021年はワールドチャンピオンを獲得できるかもしれないのに
シーズン終了と共にフェードアウトって、ホンダのグループ企業の従業員とか
株主とか、ユーザーとかホントにそれで良いのかな。

時代は変わって利益を上げるだけが企業のプライドじゃないと思いますけどね
一時撤退ではなく、完全終了と言ったことを後悔していないのかな？

タグ：セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダ フランスGP 三連勝 マックス・フェルスタッペン

コメント 2

創業者の宗一郎さんの霊を恐山のイタコにおろして意見を聞いてみたいところですね～
もう内燃機関の時代は終焉に向かているということですかね～
by 青い森のヨッチン (2021-06-22 09:09) 

青い森のヨッチンさん：
コメントありがとうございます。

本田宗一郎さんの座右の銘「得手に帆かけて」を体現するのならレースで
成長してきたホンダがレースから撤退するのはおかしいとは思います。

F1だけから撤退して、インディカーもスーパーフォーミュラもMotoGPも
来年以降も続けるのですから、続けて欲しいです。

社長が変われば、また変わるかも知れないと期待しています。
それとカーボンニュートラルに挑戦するのなら、Formula-eの参戦は
して欲しいです。日産と日本メーカー同士で競って欲しいです。

by suzuran (2021-06-23 00:44)