新幹線N700Sデビューから一か月

新型コロナウイルスの影響で、現時点のお盆期間の予約率が25％以下だと発表
されている東海道新幹線ですが、13年ぶりのフルモデルチェンジをした最新型
車両のN700Sが7月１日にデビューして一か月が経ちました。



東京都の新規感染者数が300人を超えた現状では、なかなか東京に行くことは
難しいのが現実で、せっかく「Supreme＝最高位の」という意味のSが付いた
新型車両ですが当分の間は乗ることはない感じです。

現行のN700Aになった時に、一世代前の700系に乗った時にあれだけ静かだと
思っていたのに随分と進化したんだね、と思ったぐらいなのでさらに進化した
N700Sに乗って、横浜ランドマークタワー周辺（みなとみらい）で、毎年開催
されている「ピカチュウ大量発生チュウ」イベントに行くことを楽しみにして
いたんですけどね、イベント自体も中止になって映画「名探偵ピカチュウ」の
しわしわピカチュウになった気分ですわ。



現在のN700Aはコンセントは窓側（正確には車両の最前部、最後部の壁側にも
あります）にしかありませんが、N700Sは全席に設置されました。

以前、指定席に座ったらすでにコンセントにソケットが差してあって、ありゃ
と思ったら通路を挟んで斜め前の席の外国人女性が英語で何か言っていました
が、そんなに長文を話されても理解できませんから、お愛想笑いをしてしまい
なんだこのNOと言えない日本人と自己突っ込みを入れました。
なんてことがあったので、全ての座席にコンセントが付くのは大歓迎です。



他にも座席周りなどに改良があり、シートをリクライニングした時に背もたれ
が倒れると、座面が前方に動くことで後ろの座席の人の圧迫感が減少するとか
いろいろな工夫がしてあるので、早い機会に実車を体感してみたいです。

新造車両ですが、運用の関係で「のぞみ」だけでなく「ひかり」「こだま」で
運行されることもありますから、「こだま」で静岡あたりまで行くことならば
大丈夫かな、なんて思っていますがどうなることやらって感じですね。
コロナ自粛とか、いい加減に疲れてきちゃっているのが本音です。



N700SのCMは、Queenの「Don't Stop Me Now」
「あなたの想いに応えることが出来る、その日のために」という台詞が入って
「その先の、笑顔へ」とテロップが入る構成で、シンデレラ・エクスプレスの
頃から、ＪＲ東海の新幹線のCMはセンスが良いなと思います。

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