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巻き爪の治療 [プライベート]

コビット19の感染拡大で外出が減ったことでコロナ太りという言葉を聞く機会
が多くなってきました。(私の周囲だけかも知れませんけどね)
外出することが減っていることは確かで、さらに外出できないストレスもあり
食べる量が変わらなかったり、増えたりすればカロリーオーバーで体重が増加
するのもまた自然の摂理だと思います。

という話ではなくて歩く量が減ると足の親指に力が加わることが減るので爪に
異変が起きるという話も聞きましたが、その異変が自分の足に起きました。

今までに爪が内側に食い込んで、自分の爪で自分の指を痛めつける、いわゆる
巻き爪になったことはなかったのですが、歩く量が減ったとか、靴を新調した
とかの偶然が重なったからというのが原因だとは特定できませんが、とにかく
巻き爪になりまして、巻き爪の痛みなんてそんなに大したことはないだろうと
思っていた考えの甘さを知りました。


靴を履いても爪の部分に柔らかい布をあてても痛みは全く治まることはなくて
会社でスリッパを履くと(私の勤務先は食品加工の会社なので土足では社内に
入ることは出来ません)スリッパの先の部分から出ている足先が、スリッパの
上の部分に当たってスリッパで歩くのも辛い状況になりました。

makizume.jpg
ここまで酷くはありませんでしたが爪が当たる部分が化膿して痛いのです。

民間療法で爪にプラスチックの板を張り付けて、その張力で爪を持ち上げて爪
が肉の部分に食い込まないようにするというのがあるのですが、爪の巻く力は
そんなペラペラの板で矯正できるヤワなものではなく、画期的と思った巻き爪
矯正テープでは全く太刀打ちすることは出来ませんでした。

そうなれば専門の人に診てもらうしかないわけで、「巻き爪」をキーワードに
巻き爪の改善を標榜するところをチェックしたところ、一部のネイルサロンは
爪のお手入れから治していくみたいなことが書かれていましたが、あくまでも
医療行為は出来ませんから、爪のお手入れになるわけです。

痛くて歩くのにも苦労するような緊急対応として爪のお手入れはなかろう、と
巻き爪治療をしている医療機関を検索しましたら、外科、整形外科、皮膚科が
該当することになり、自由診療で一回1万円で爪の先に金属プレートを貼って
治すというところもあれば、爪の食い込む部分を切除して、薬品で腐食させて
食い込む部分の爪が生えてこないようにするという治療法もありました。

但し、薬品を使う場合は医師の技量が劣ると爪の形が変になったりすることも
あるということで、一目見ただけで医師の技術力を見抜けるだけの眼力は無い
ことは自分自身が一番よく分かっていますから、丁寧だと評判の皮膚科を受診
することにして皮膚科に行きました。

結論として爪と皮膚の間にゴムを入れてボンドで固定するという方法で治療を
してもらいました。医師によって麻酔をかけるところもあるみたいですが今回
治療してもらったところでは麻酔を使うことはなく、爪と皮膚の間にエイヤっ
と細いゴムを入れるわけですが、それがめっちゃ痛い。

帰りにエビグラタンを買ったつもりだったのにレジを通した後でカレードリア
だったことに気付いたぐらい痛かったですが、翌々日には痛みは全くなくなり
普通に歩けるようになりました。

ゴムは爪が伸びるのに合わせて伸びて出てくるので、爪が皮膚に食い込まずに
伸びて来たら病院で爪は切ってくれるそうです。

ということで手術(メスもハサミも使いませんが一応、出術ということになる
ようです)自体はとんでもなく痛かったのですが、瞬間的な痛みに耐えた後は
全く痛くないので現在、巻き爪に悩んでいる人は皮膚科に行って治療すること
をお勧めします。(毎日の痛みよりも瞬間的な痛みの方がマシです)

角の部分が食い込んで痛いからと深爪をすると次に伸びる爪はさらに内側へと
食い込んでいくので足の指の小山カットは厳禁ですと言われました。

一昔前にはなかなか治らないと言われていた巻き爪ですが、治療法がいろいろ
と開発されているので適切な治療をしてくれる医療機関を探せば数日以内には
全く痛みが気にならなくなります。日本では20人に1人が巻き爪とも言われる
ようなので、痛くて歩けないような場合は早めに治すことが大切ですね。


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