Ｆ１・第１６戦ロシアＧＰ

シンガポールＧＰの開催から一週間、タイトなスケジュールになっていますが
ロシアのソチで、今年２１戦のうちの１６戦目にあたるＧＰが始まりました。

ホンダは計画通りに４台全てのエンジンを新品に交換して出走し、それぞれに
グリッド降格ペナルティを受けますが、マックス・フェルスタッペンは決勝に
たいした影響はないとコメントしているようなので、予選で上位に入ることは
確実だという自信があるのでしょうね。



金曜日のフリー走行では一回目はシャルル・ルクレールが１位になりましたが
二回目はマックス・フェルスタッペンがトップタイムを出しているので、自信
がそのまま結果として付いてきている感じです。

ただ、そうは言っても初日のフリー走行で手の内を全て晒すチームはないので
予選ではフリー走行では内緒にしていたパフォーマンスを発揮するというのは
いつもの話で、後半になって絶好調のフェラーリとフリー走行で三位と四位に
入っているメルセデスとの一位争いは熾烈になるでしょうね。

予選で一位になっても、実際には六番グリッド（三列目）のスタートですから
可能な限り前の順位で予選を終えたいというのは、同じように降格が確定して
いるアレキサンダー・アルボンやピエール・ガスリーも同じでしょうね。

ピエール・ガスリーは後半になってトロロッソに出戻ってからは、トロロッソ
の車の方が自分のドライビングスタイルに合っているという趣旨の発言をして
実際にトロロッソに移ってからの方が走り方に余裕があるように見えます。

今回はフリー走行で六番手のタイムを出して、アレキサンダー・アルボンより
上位になっていますので、マシンとの相性なのか、レッドブルのプレッシャー
から解放された安堵感なのかはわかりませんが、降格されてもトップテン内に
残れるかも知れないという感じがします。



ロシアＧＰが終わると、それから二週間後には鈴鹿サーキットでの日本ＧＰが
開催になりますから、なかなかリラックスした時間を確保するのは難しいかも
知れませんが、ロシアＧＰでエンジンの状態をピークにして、鈴鹿サーキット
では表彰台独占を目指して欲しいものです。

個人的にはピエール・ガスリーのレッドブルへの復帰を望んでいるので、今回
のレースのみならず、過去にも下手くそだと批判されていた前走車の追い抜き
をしっかりと決めてホンダチームが一位から四位を独占という結果を見たくて
鈴鹿サーキットにも行けたら良いな。

とりあえず、予選の結果を楽しみにしています。

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