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シンガポールの赤線・ゲイランの安ホテル [海外の話題]

5月に行ったシンガポールのことを書く前に、それよりも前にシンガポールに
行った時に宿泊予約を入れた安宿(結局はキャンセルしたんですけどね)の話
を書いておこうと思います。

今の世の中で赤線という言葉が通じるのは、ある程度の年齢の紳士淑女の方々
だと思いますが、そんな人たちでも詳しく説明できるのは性風俗の歴史に興味
があるとか、江戸文化に興味がある人ぐらいのものだと思います。

私自身も赤線という言葉が現役だった時代は知りませんが、都内だと吉原とか
神奈川の川崎、岐阜の金津園や滋賀県の雄琴など、いわゆるソープ街とか色街
と呼ばれているところと同義語であるぐらいのレベルしかわかりません。


公認の娼婦が存在するエリアが地図上で赤線で囲まれ、非公認のエリアが青線
で囲まれていたという話は聞いたことがありますが、それもどこまでが真実を
繁栄しているかは分かりません。

ただ、あの性モラルに厳しいシンガポールにも政府公認の赤線地帯があるのは
知っている人は知っている事実で、そのエリアはゲイランという地名です。

geylang_street.jpg

ゲイラン地区には安くて美味しい餃子屋さんとか、飲茶・天心の店があるので
フォーマルには向いていませんが、カジュアルな友達との食事とお喋りの場所
として地元では普通にお出かけするところになっていて、赤い線で囲んで特別
な場所に指定されているわけではありません。

男同士ならば(自己責任で)妖しげなお店に行っても、シンガポール政府公認
の場所ですから、STD(性行為感染症)や、ボッタくりみたいな問題はほぼ
ありませんからね、外国に出かけて異国の女性を感じたいという方はどうぞ…
みたいな感じのお店が集中しているのはゲイランでも一部のエリアです。

女性同士の場合は、おしゃれなお店というのはあまり期待できないので食事を
したらホテルへ帰って寝るというのが一般的な行動だと思いますが、街角には
非公認の街娼が立っている場合がありますから、その近くで立っていたりする
と仲間だと思われてしまうかも知れないので要注意です。

sin_girl_geylang.jpg

基本的に公認の女性は玄関にピンク色の行灯が点いているお店でお仕事します
が、街娼は近くにあるホテルを利用します。

シンガポールの安ホテルをネットで予約しようとすると、フレグランスホテル
とか、ホテル81というチェーン店がたくさん出てきますが、この二つは簡単
に言うと日本で「ラブホテル」と呼ばれているタイプのホテルなので、ダブル
の部屋しかありませんがホテルの高いシンガポールでは割と安く宿泊できると
いう部分を評価されて普通の予約サイトと契約しています。

写真で見る限りでは日本のラブホテルとは違って普通のホテルよりもシンプル
なぐらいなので宿泊に問題はなさそうですが、現地で客層を見て、ありゃりゃ
と感じる場合もあるかも知れませんので、予め心の準備は必要かもね。

fagrance_Hotel.jpg

最近は日本語対応の予約サイトでも日本のラブホテルが予約できるようになり
宿泊費の割にベッドが広くて、ストリーム動画で映画が見れたり、カラオケが
出来るので人気がありますから、以前のようにラブホテルだから汚らわしいと
言うような古風な人はいなくなったような気がします。

但し、以前にマレーシアであったようにラブホテルに海外からのお客を泊めて
室内を盗撮した映像をDVDにして売っているようなところも絶対にないとは
言い切れないので、安いホテルに宿泊した時には、一度室内の明かりを消して
スマートフォンのライトで天井や壁面、ベッドサイドなどを照らしてみること
をお勧めします。隠しカメラがあるとレンズが反射して光るのでわかります。

ただ寝るだけならそういう心配はありませんけどね。


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