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雨に降られた済州島・釜山旅 薬泉寺編 [トラベル]

正房瀑布から車に乗って15分ぐらい走ると薬泉寺に到着しました。
観光バスも止まっていて中国からのツアー客と思われる人たちが子供もつれて
わしわしと歩いて観光地に来たという感じですが、なんと良心的なことにこの
お寺は拝観料というか入場料が不要です。

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観光客が来てもお札を売っているわけでもなく、賽銭箱みたいな物もないので
なんの利益にもならないと思いますが、それでも来るもの拒まずで受け入れる
というのは徳を積むためだろうか?とか考えてしまいました。


本殿はちょっと小高い丘を登った感じのところで、平坦な道を歩いた後で少々
段差の大きな階段を上って本殿に行き、参拝しつつ中を見学して帰りは坂道を
だらだら帰るという感じの見学コースになっていて、敷地内各所に夏ミカンが
栽培されていました。

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特に食べるために栽培しているわけではないのか、熟しすぎて木から落下して
木の下で朽ち果てていたり、坂道をコロコロし転がっていくのもありました。
別名夏蜜柑寺なんて説明はありませんでしたが、夏ミカンがやたらと目立った
お寺でありました。(なにか由来はあるんでしょうけどね)

済州島と言えばトルハルバンということで、正門?には左右にトルハルバンが
並んでいて参拝客を迎えています。

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最初に泊まったホテルにもトルハルバンはいました。

一応、簡単に説明しておくとトルハルバンというのは「石のおじさん」という
意味で済州では道標としても立っていますし、民家の入口やホテルや飲食店の
玄関にも置かれていることが多いです。

裏側から見ると男性の重要備品に似ていることから子孫繁栄の土俗風習の意味
があるという説もありますが、真実はわからないみたいです。

上まで上がるとトルハルバンもありましたが、小象の行進状態でした。
近くで見ると細かい部分まできちんと造形されているチビ象でしたがこのお寺
では象が祀られているのかはよくわかりませんでした。

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本堂へと登る石階段には龍もしつらえられていて、なかなか由緒の正しそうな
大きなお寺でありました。

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屋根の文様や配色に韓国独特の建築を感じます。
入口の左側の鐘楼は大きな太鼓、右側は大きな梵鐘がありました。

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後になって知ったのですが、このお寺には由緒正しき湧水があって、その水を
飲むと病気が治るという言い伝えがあるようです。

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元々、チェックしていなかったので湧水の場所はわかっていません。
もしも、再び行くとしたら湧水の場所をチェックしてから行くようにします。


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