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F1イギリスGP・決勝結果 [モータースポーツ]

イギリス・シルバーストーンサーキットで開催されたF1イギリスGP決勝で
予選4位だったマックス・フェルスタッペンは5位に、ピエール・ガスリーは
予選5位から4位でレースを終了しました。



レッドブル・ホンダに昇格後、初めてマックス・フェルスタッペンよりも先着
したことでピエール・ガスリーはハードルを越えたかと思いますが、表彰台に
登れなかったということもあり、チーム内での評価が一気に急上昇するまでは
行かないでしょうから、夏休みまでに残されたドイツGPとハンガリーGPで
さらに上の結果を残すことが必要になりそうです。


優勝したのはルイス・ハミルトン、絶対に勝ちたいレースだとスタート前から
テンションを高めていたので、やっぱり自分の母国でのレースは力の入り方が
違うみたいですね。(今年既に6勝していて、今回で7勝目です)

フェラーリのセバスチャン・ベッテルはフリー走行の時から車の調子が今一つ
な感じで、FP1からFP3になっていく順に調子が上がって、車も速くなる
のに今回はフリー走行でFP1よりもFP3の方が遅くなっていて、その原因
もわからないと言っていたのが決勝まで続いたようで、6位からスタートした
決勝ですが最終的には15位とかなり悪い結果でした。
次戦以降の立て直しがどこまで出来るか?という感じになっています。



今回のレースではマックス・フェルスタッペンに追突していて、ベッテル自身
も順位を落としていますがトラブルがなければ、マックス・フェルスタッペン
はもっと上位でフィニッシュ出来たかも知れませんから、いろいろな意味から
残念なことでしたね。

去年は中位クラスの中で、かなり目立つ存在でトロロッソ・ホンダとバトルを
展開していたハースが、今年はほとんど目立たないというか今回のレースでは
二台ともリタイアしていて、ちょっと心配な感じです。

今年からメインスポンサーとして車のカラーリングにも影響しているエナジー
ドリンクメーカーのリッチエナジーが現在までのレース結果が悪すぎるとして
スポンサーからの降板を発表しましたが、株主代表は発表は現CEOの独断で
現在、CEOの解任を準備中だと反論、単純に会社の代表と株主代表が会社の
運営権を争うという状況になっていてハースのメインスポンサーが消えるかも
知れないということになっているのも安定しない成績の原因かも知れません。

元々、レッドブルほどの知名度もなく、会社の規模としてF1のスポンサーを
メインで実施できるほどの財政的根拠も疑わしいとされていた上、商品に使用
していた商標に関する裁判で敗訴したために商標権侵害に対する損害賠償請求
によって倒産が近いという話もあるので、事実上メインスポンサーが無くなり
ハースの参戦自体に影響が出そうな感じです。

フェラーリのエンジンを積んで、パワー的には上位のはずですがシャシー性能
が伴わないのか、メインスポンサーの撤退がチーム全体の士気に影響している
ということなのかはわかりませんが、車自体に問題がないのにレース結果には
改善が見られないというのは深刻だと思います。

過去にもケータハムやマノーなど、いわゆる弱小資本のチームは資金の不足で
撤退という例がありましたが、フェラーリの最新型エンジンを積んでいて撤退
するというのは前例がないと思うので、早急に新たなスポンサーを見つけ出し
7番手以降の中で最速だったこともある去年のレベルにまで戻して、レースを
盛り上げて欲しいです。

ちなみに、ニューヨークで開催されたフォーミュラE第12戦で、ニッサンの
セバスチャン・ブエミが優勝しました。



今年はインディカーでも佐藤琢磨が優勝していて日本のメーカー、ドライバー
の挑戦の成果が出てきている年になっていますね。


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