トロロッソの2019年ドライバーが確定 [モータースポーツ]
新たにレッドブルのジュニアチームのトロロッソと組んでF1グランプリ
に参戦したホンダでしたが、元F1ドライバー(名前は出しませんが以前
からホンダに攻撃的なカナダ出身の奴です)からは懐疑的な目線で今年も
ダメだと言われていたものの最高位はバーレーンGPの4位ということで
大方の予想よりはちょっと物足りない結果に終わったような感じです。
シーズンが開幕する前のイベントでは、もう少し華々しい一年になるかも
知れないような抱負を述べていたような気がしますし、10チームの中で
9位ということで、今年は最悪だったウィリアムズよりも上位ではあると
いうもののマクラーレンに負けたのは残念です。
バーレーンで4位に入り、モナコでも入賞したピエール・ガスリーは年間
で29ポイントを稼いだのに対して、ブレンドン・ハートレーは基本的に
同じ車で出走したものの4ポイントに終わったのが残念で、済んだことを
言っても仕方ないですが、ブレンドン・ハートレーが同じレベルの入賞を
出来ていればフォース・インディアを抜いて7位、もう少し事故を減らし
二人で一緒にポイントを取れていればマクラーレンも抜いて6位に入れた
かも知れませんが、レバ、タラ、カモの話をしても意味がないですね。
一年間終わった結果として9位という成績になったわけですが、今年一年
トロロッソのドライバーとして戦ったピエール・ガスリーはレッドブルに
ステップアップし、ブレンドン・ハートレーは解雇になりました。
アゼルバイジャンGPで、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー
が予選の時に320キロで衝突しかねないニアミスを起こしたことや上海
で二人が絡む事故を起こしたことなどがあり、ブレンドン・ハートレーの
単独事故(本人に非がない例もあったものの)も多かったことから、解雇
は後半戦に入ってからは既定事項だったような気がしないでもないです。
2019年は、2017年にレッドブルから降格して今年はフェラーリで
開発ドライバーをしていたダニール・クビアトと、F2で総合3位に入り
来期は日産のフォーミュラEドライバーとして、複数年契約を結んでいた
アレクサンダー・アルボンの二人がシーズンを戦うことになります。
ダニール・クビアトは逆上しやすい性格で事故も多く、2017年後半に
ピエール・ガスリーと交代しましたが一年間の開発ドライバーの経験から
精神面で成長したということですが、まだちょっと完全に信用仕切れない
部分もあるような気がします。
アレクサンダー・アルボンについては、現時点でまだF1に乗ったことが
ないので現時点では何ともわかりませんが、日産から横取りしてくる位の
才能を買っているようですので、まずはお手並み拝見ですね。
レッドブルはチャンスが与えられることが多い反面、見切りを付けるのも
早いのが一つの特徴なので、前半戦で今年以上の成績が見込まれないなら
ブレンドン・ハートレーと同じ道が待っているかも知れませんが、事故に
巻き込まれないように二人とも表彰台を目指してほしいものです。
来年はホンダの優勝シーンを見られると良いなと思っています。
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