日本のAV業界でエイズ感染者 [政治家・社会問題]
があったために、最新の情報公開を求めたところロサンゼルスの保健当局
が問題のあった2004年以降にポルノ映画に出演した人の中に非公表の
感染者が16人いることを発表したことがありました。

業界では2004年以降は、HIV感染の定期的な検査が義務付けられる
ようになってはいたものの新たにポルノ女優が感染していることが判明し
関係者の間で不安が広がったために情報公開を要請したのでしたが、想定
以上の感染者(感染者の総数は確認しているだけで22人でした)が報告
されたことで、アメリカのポルノ業界はパニック状態になりました。
1,000人以上の女性と関係してエイズになったという人もいましたね。
すでに引退しているとか、もしかしたら亡くなっていて所在が不明だとか
追跡調査の網にかからない人達もいるかも知れませんので、もしかしたら
もっと多くのポルノ俳優が感染していたのかも知れません。
この時に、陽性反応が出た女優は陽性反応が出た翌日にも仕事をしていて
その後二回目と三回目の検査で陽性が確定したということなので、一回目
の陽性反応後の仕事で相手の男優にエイズを感染させているかも知れない
ということになったわけですが、プライバシーの問題もあるのでそれ以上
詳細な発表はなく、アメリカのポルノからハードコア(コンドームを使用
しないで実際に行為をする撮影)が激減し、女優だけがヌードになる単体
の仕事が増えたようですが、日本のアダルトビデオ業界でも今年、エイズ
に感染した女優が発覚して業界内では動揺が広がっているようです。
一般女性を騙したり脅迫したりして、アダルトビデオへの出演を強要する
問題が大きくなりつつありましたが結局はそういう業界人と接触する機会
を持った女性にも責任がある(最近の日本人特有の自分がその場にいない
くせに如何にも知ったふりをして講釈を垂れるもっとも卑怯な自己責任論
を展開するバカ)というような理屈を展開する人間が現れて、特殊な世界
の話のように矮小化されてしましましたが、普通に外出している女性なら
誰もが陥れられる危険性のある罠なので注意して欲しいですが、それとは
別にエイズ感染者の発覚ということで、AV業界は疑心暗鬼状態のようで
必ず、コンドームを使用するなどの厳密なルールを守っている大手以外の
制作会社は淘汰されることになるような感じです。
アメリカのポルノ業界でエイズパニックが起きた時に、明日は我が身だと
考えた会社や女優は難を逃れたかもしれませんが、自分だけは大丈夫とか
根拠のない自信を持っていた人は感染した可能性があるかも知れません。
一週間に一回は検査をして男優、女優が検査証明書を見せ合うなんてこと
をしているみたいですが、その一週間の間に感染の危険性のある性関係が
あれば無意味だと思うんですけどね、その辺りから見直さないとAV業界
のみならず、感染は広がる危険性があると思います。
日本で感染が確認された女優はプライベートな性行為で感染したという話
なので、業界に直接関係のないところへと広がっていても全く不思議では
ないと思いますので、「あなたの彼の元カノは知っていますか?」という
エイズ啓発キャンペーンのような気遣いは重要だと思います。
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