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大絶賛の「アリー/スター誕生」 [シネマクラブ]

ワールドツアーの途中で、難病(線維筋痛症)に罹患したことを発表して
ツアーを中止し療養に専念することを昨年9月に発表後、体調を見ながら
撮影を続けていたレディー・ガガの初主演映画「アリー/スター誕生」が
今月5日からアメリカで公開され、大絶賛、大ヒットしています。



以前にも、このブログで書いたように過去に何度か映画化されている名作
のリメイクということで、ストーリーも大筋ではネタバレの映画ですから
映画評論家の観る目も厳しくなっているものと思いますが、そんな状況で
公開された結果、初公開の週末の興収が約47億円で、製作費の41億円
を一週目でクリアしています。興収なので利益ではありませんけどね。


映画評論家の採点を集計するサイトでは映画について書かれた批評の内の
90%が高スコアの称賛に値する映画になっているので、観客の動員数も
評論家の採点でも高い支持を得ていることがわかります。

今回で三回目のリメイクで前回が1976年のバーブラ・ストライサンド
とクリス・クリストファーソン主演の作品なので、44年も前の話になり
現在の映画館に行く世代にとっては全くの新作映画のようなものですね。

lovestory_movie.jpg

前にも書きましたが、私が中学生の時に当時のアイドル、キャンディーズ
の伊藤蘭に似ている可愛い女子と人生初デートで観に行くはずだった映画
だったのですが、ドタキャンになったということで一生忘れることのない
映画が前作のスター誕生でしたから、今回のリメイク作品も予告編が公開
されてから、ずっと気になっている映画なのです。

トップミュージシャンに見初められ、自分の作品には自信があっても容姿
に自信が持てない女性ミュージシャンが結婚したスターミュージシャンの
後押しによってスターへの階段を駆け上がり、その成功とは逆に酒に溺れ
歌手としてヒットにも恵まれず、落ちぶれて階段を転げ落ちるかのように
失速するかつてのトップミュージシャン(夫)との対比が描かれる切ない
映画なんですが、今回のラストシーンはどうなっているかわかりません。



前作では、トップスターだったジョン(クリス・クリストファーソン)が
才能があり人気が上昇し続ける妻エスター(バーブラ・ストライサンド)
にとっては邪魔な存在であることを自らが悟りますが、エスターにとって
のジョンはミュージシャンとしては斜陽であっても男性としては深い愛情
を感じていたわけですが、ジョンはそれを素直に受け入れません。

両者の相手に対する思いはすれ違い、自分自身の存在に疑問を持ち始めた
ジョンは限りなく自殺に近い事故死を遂げてしまい、思いを共有すること
ができなかったエスターは追悼コンサートで、ジョンが作った歌を唄って
映画は終わりました。



前作と同じラストになるかどうかはわかりませんが、実際の音楽業界でも
ありそうな悲恋を描いたラブストーリーというコンセプトに違いはないと
思いますので、感情豊かな方はハンカチが必須の映画だと思います。

日本での公開は12月21日からなので、もう少々お待ち下さい。


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