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エアポート77-バミューダからの脱出- [シネマクラブ]

現在は途絶えてしまいましたが、1970年代からエアポートシリーズと
名付けられた(日本だけかも?)航空パニック映画がありました。

最初は1970年、日本での公開時には「大空港」という題名でしたが、
この映画の原題はエアポートで、シリーズ最初の作品という位置付けでは
ありますが、次の作品まで五年の歳月がかかっていることから、最初から
シリーズ化する気はなかったのではないかと思います。



二作目として登場したのが「エアポート75」で軽飛行機と空中衝突した
ジャンボジェットを無事に着陸させるのがミッションの映画で、空中衝突
をした時点で外に吸いだされてしまった機長の代わりを客室乗務員が務め
さらに着陸は難しいということで、ジャンボ機の前方から、新たな機長を
ロープで降ろして乗り込ませる、という現実としてありえるのか?という
設定の映画でしたがヒットしました。




この映画で使われた航空機からパイロットを降ろすという設定は、後年に
なって、スティーブン・セガールがアメリカ軍の特殊部隊隊長役を演じて
友情出演した、エグゼクティブ・デシジョンで、セガールが乗り移る役で
使われていましたが、主役ではなかったので乗り移るのに失敗して非常に
あっけなく、コロコロと風に吹かれて飛ばされてしまう役でした。



それまでの映画では弾が当たっても死なない不死身のセガールだったのが
あまりにも簡単に消えてしまったので、呆然としました。

その後、エアポート77とエアポート80が製作されましたが、この二作
でエアポートシリーズは終了してしまいました。

エアポート80はコンコルドがメインのような映画だったので、フランス
の二枚目アラン・ドロンが機長として出演し、エアポートシリーズの全作
に出演していたジョージ・ケネディ(役柄は統一ではない)がシリーズの
最終回だからパイロットとして出演していました。



という話はともかく、今回のメインの話題はエアポート77なのです。

けなすつもりは毛頭ありませんが、「海猿」シリーズの映画としては最後
の作品になっつてしまった映画では「前代未聞の海上着水」からの救出を
テーマにして製作されたという話でしたが、30年以上も前の1977年
にすでにエアポート77で海上に着水しているジャンボ機から乗客を救出
する映画がアメリカ海軍の協力の元で作られているのですから少なくとも
前代未聞はないだろう?と今でも思います。



「海猿」の監督はジャンボ機の設計図を入手することが出来なかったので
実機に乗って内部の寸法を測ってセットを作った、みたいなことを言って
いましたが、エアポート77の製作ではボーイング社の全面協力で、実機
のモックアップを水中に沈めたりしての撮影が出来ているわけですからね
ボーイング社と折衝するのに失敗しただけのことではないのかな?なんて
そんなことを思うわけですよ。

だからどうだということはありませんが、過去に作られている映画のこと
を知らないからといって、前代未聞の設定とか言うのはちょっとどうかな
と古くからの映画好きは思うわけでございますよ。



昔に比べると、確かにCGが多用されたり、製作費を使えるようになって
監督のイマジネーションを具現化しやすくなっているかも知れませんが、
イメージを形にしても20年以上前の映画よりも安っぽくては意味か無い
ですよ、と少々厳しいことを言わせていただきたく思いました。

過去を乗り越えるためには、過去の技術では出来なかったことをするのか
人間ドラマを厚くするのかなど、方法・手法は多様にあるはずです。

そんなことに気遣いをして映画は作って欲しいなと思います。


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