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ドカベンが46年目で最終回に [コミック・アニメ・本]

46年前と言えば、私が10歳の頃ですから小学生で少年チャンピオンと
少年キングを毎週買ってもらい始めた時期から「ドカベン」は連載開始に
なったようですね。

現在では少年キングは廃刊になり、少年チャンピオンも少年漫画誌の発行
部数では2016年の統計で少年ジャンプの十分の一の発行部数になって
いて簡潔に表現すると風前の灯火状態です。

そんな少年チャンピオンに連載されていたドカベンが終了しました。
私が小学生の頃は、球技のプロスポーツと言えば野球以外には存在しない
時代でしたから水島新司さんの野球漫画は「野球狂の詩」「あぶさん」と
「ドカベン」が各誌に連載されていましたが、女性プロ野球選手の第一号
となる水原勇気が登場する「野球狂の詩」プロ野球最高齢のスラッガーが
活躍する「あぶさん」共にすでに連載は終了しています。


人数が少なくて三角ベースがほとんどだったので、少年野球というほどの
レベルではありませんでしたが、近所の少年たちが集まってヘッポコ野球
を土曜日の午後(私の頃は午前中は授業でした)にやっていて、その中に
自分は里中だと言ってアンダースローで投げるピッチャーがいたり、岩鬼
だと言って葉っぱを咥えて打席に立ったりするのがいました。

今の子たちだったら真似するだろうか?と思いますが、私が小学生の頃は
コスプレなんて考えはなかったですからね、ドラえもんになってみたいと
思う人よりも山田太郎になりたい人の方がいたわけです。

浪商高校が甲子園で準優勝をした時に当時のキャッチャーだった香川伸行
がドカベンと呼ばれていましたが、ピッチャーの牛島和彦は投球フォーム
も印象も全く違っていたので里中とは呼ばれませんでしたね。

香川選手は年齢的にも近いのですが、南海ホークスに入団後、体重が減る
ことなく、ダイエーホークスに球団名が変わった年に戦力外通告を受けて
引退し、福岡で暮らしていましたが急性腎不全で手術後、人工透析が必要
になり自宅療養をしていましたが心筋梗塞で急逝してしまうという残念な
ことになっています。

ドカベンの山田太郎は何歳になったのかわかりませんが、香川伸行さんや
少年ジャンプに連載されていた「侍ジャイアンツ」の番場蛮のように死ぬ
ことなく最終回になって良かったです。



作者の水島新司さんは最終回で「またいつの日かお会いできる日を楽しみ
にしております」とメッセージを載せたようですが、連載漫画は激務だと
思いますので、気の向いた時に短編を描くぐらいにとどめて、のんびりと
過ごしていただきたいなと思います。


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