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WRCで現代自動車が総合首位 [モータースポーツ]

普段、モータースポーツ関係の話というとF1とフォーミュラE、それと
インディカーの話題ぐらいしか書かないんですが、ルマン24時間レース
に代表される世界耐久選手権=WECや世界ラリー選手権=WRCそして
二輪レースのMotoGPなど、多くのカテゴリーのレースがあります。



WECはフェルナンド・アロンソがF1と掛け持ちで全戦出場を発表して
アロンソの都合に合わせて年間スケジュールが変更されたことに対し反発
する意見も出たりして、あまり雰囲気は良くなさそうですが、開幕後には
ジェンソン・バトン(紳士的だから個人的に好き)も全戦参加を表明して
それなりに盛り上がっていますが、WRCはトヨタが参戦しているものの
日本ではあまり人気があるようには感じられません。


F1は中国やシンガポール、日本で開催されているのに対して、WRCの
主戦場はヨーロッパで、ヨーロッパ以外ではメキシコ、オーストラリアで
開催されているのみですし、タイムトライアル形式のために車同士が競争
する競技でもありませんから日本気質には合っていないかも知れません。



ということで、日本では注目度の低いWRC(世界ラリー選手権)ですが
年間13戦の内の第6戦までが終了している現時点での総合トップは韓国
の現代(ヒュンダイ)の車を使用するヒュンダイ・モータースポーツで、
チームの拠点はドイツにあります。

総合二位で追っているのがMスポーツ・フォード・ワールドラリーチーム
で車はフォードのフィエスタを使用して、スポンサーがレッドブルのため
F1のレッドブルとカラーリングの基調は同じです。

三位がトヨタ・ガズー・レーシングWRTで日本とフィンランドに拠点を
持っていますが日本人ドライバーが参戦しているわけではないので、その
点が日本で今一つ盛り上がりに欠ける理由かもですね。

四位がシトロエン・トタル・アブダビ・ワールドラリーチームで以前から
シトロエンは強豪チームとして知られていますが、今年は総合四位と低迷
している状況で事故の多いエースドライバーのクリス・ミーク組を第6戦
を最後に出走停止にさせるという発表を行い、第8戦以降のドライバーは
後日発表ということになっています。



日本のネトウヨたちは日本賛美に必死で、韓国や中国を見下すことで日本
は凄い国だと自画自賛していますが、市販車の性能へのフィードバックが
期待される世界ラリー選手権で韓国メーカーが総合首位になり、サムスン
の液晶画面やスマホのgalaxyシリーズがベストセラーになっている
現実をもっと直視する必要があると思いますね。



1988年のソウルオリンピックの頃に現代自動車のポニーがソウル市内
で群れのように走っていましたが、高速道路の脇で燃えていたりして品質
には疑問符が付いていましたが、あれから僅か30年で世界ラリー選手権
で総合首位(確定ではありませんが)まで性能を高めたのは率直に凄いと
称賛されるべきだと思います。


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