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恥知らずのボクサー・亀田興毅 [スポーツ]

亀田興毅が元WBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム
をタイから呼び寄せて行った引退興行が5月5日に行われ、筋書き通りと
いうか大半の人の予測どおりにポンサクレックが2Rでリングに仰向けで
倒れこみ立ち上がったもののレフェリーに止められて亀田興毅がTKOで
勝つという茶番に終わりました。


見ている方が恥ずかしさを感じるボクシングの試合なんて滅多にないよ。

勝った後で「どんなもんじゃい!」と叫んだという記述を読んでこれまた
予想通りの愚行をしていたことを知って、亀田興毅という自称ボクサーは
本当に恥という言葉を知らない人間なんだなと思いました。


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浜崎あゆみも来場したって、落ち目が落ち目が見に来ただけでしょう。

普通に想像がつくと思いますが40歳というといわゆる中高年の入り口に
足を踏み入れているわけで、普段からボクシングの実戦対応モードで体を
鍛えていたとしてもシニア扱いで、31歳の選手と試合をするなんてのは
無理な話だと思うのが普通です。

更に言うならポンサクレックが最後に試合をしたのは4年以上も前の話で
今回の興行を公認試合にするためにでっち上げた(JBCはライセンスの
申請を却下)タイのスーパーバンタム級タイトルマッチも事実上、タイに
スーパーバンタム級チャンピオンは存在しないので、適当な選手を探して
ポンサクレックと試合をさせて勝ったポンサクレックに暫定チャンピオン
なんて肩書を付けただけで実体としては暫定チャンピオンなんてタイトル
そのものがタイには存在しないわけです。

31歳の知力は足りないけど体力だけは有り余っている金の亡者にリング
の上で軽いパンチで殴られて、1Rだけ頑張った後で疲れたらリング上で
ひっくり返ってしまえばギャラがもらえるという美味しい話で日本に来て
シナリオ通りに演じて一稼ぎしたポンサクレックは、元ボクサーとしての
プライドを忘れることでビジネスをしたということでしょう。

100%亀田興毅が勝って当たり前の試合でありながら試合の後で試合前
の練習中に腰がヘルニアになって左拳も痛めていたとか、まだ人情ネタを
積み重ねてどうしたいんだ?と理解不能な記者会見をしたようです。

ロートルのおっさんを相手にシナリオに沿ってTKO勝ちしたという身分
で元4階級制覇チャンピオンのローマン・ゴンサレスと試合をしたいとか
言って引退を撤回したようですが、世界ランカーでもなく金儲けの手段と
して引退した元チャンピオンとのスパーリングを、引退試合だと嘘こいて
金儲けの手段にするような奴が恥ずかしくもなくよく言ったと思います。

かませ犬としてでも選んでもらえたらなんて殊勝なことを言っていますが
甲羅に引っ込んだ亀のように、ガードを固めるしかできない技術力のない
三流選手を超一流選手が選ぶわけがないじゃないですか。


絶対に相手にされるわけのない強い相手の名前を出すこと自体が失礼だよ。

また今回稼いだ泡銭が無くなった頃に、今度で最後の引退試合とか言って
40歳から50歳ぐらいの元チャンピオンを探してきて引退興行の続編を
やるためには絶対に試合をしてくれない相手の名前を出して、いつまでも
待つつもりだと公言して引退時期をズルズルと引き伸ばすのが大切なんだ
と怪しげなジムの会長から助言をもらったんじゃないかと思います。

亀田興毅もひどいけど、ランキングにも入っていない三流選手を利用して
一稼ぎを画策している協栄ジムの金平会長も相当の商売人だよね。

せっかく井上尚弥や村田諒太がリアルスポーツとしてのボクシングの魅力
を体現している今の時代に金儲けの興行としてのボクシングしかできない
亀田興毅がボクサーである理由など何一つないのが実際のところです。
明日引退しても誰も困らないんだからグタグダ言わずにそうすべきです。


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