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新生ジャーニーの10周年 [音楽]

ジャーニーが「エスケイプ」「フロンティアーズ」で大きな成功を収めて
アメリカ音楽界屈指の人気バンドまでなったものの、リードボーカリスト
のスティーブ・ペリーがコンサートツアーに出ることもできない酷い腰痛
でバンドを脱退してからは、ニール・ショーンとジョナサン・ケインのみ
というような状況になり、激しいメンバーの入れ替わりから新曲の発表や
コンサートツアーも滞りがちになり、バンド自体が開店休業みたいな状態
になっていたのが2007年頃のことでした。



スティーヴ・ペリー並みの歌唱力、表現力のあるボーカリストを探すのが
ジャーニー復活に不可欠であることは、メンバーの誰もが認識していたと
いうことですが、偶然YouTubeを見ていたニール・ショーンがフィリピン
のライブハウスで演奏するThe Zooというバンドの動画を見て、その中で
ボーカリストがカヴァーするジャーニーのFaithfullyを聴いてメンバーに
加えることを提案し、ニール・ショーン自らが連絡を取って、アメリカに
オーディションを受けに行ったのがアーネル・ピネダでした。


同じようにYouTubeによって世界に認められた人は、スーザン・ボイルや
シャリースなどがデビューしていて、インターネットが広く普及している
現代の良くなった点の一つだと思います。





オーディションの結果、アーネル・ピネダのジャーニーへの加入が正式に
決まって新アルバム「Revelation」の発売と、ワールドツアーがスタート
したのが2008年のことでした。(ツアーは2009年まで)

このツアーでは日本での公演も行われた他、アーネル・ピネダの出身地で
あるマニラのMOA(モール・オブ・エイジア)でのコンサートも行われ
その様子を録画したライブDVDも発売されました。



スティーブ・ペリーが大成功に導いた後、低迷とまでは言いませんが停滞
状態だったジャーニーが新生ジャーニーとして動き出してから丸10年が
経過したのが今年2018年ということになります。



昨年、アーネル・ピネダ以外のメンバー(復帰したスティーブ・スミス、
途中で脱退したスティーブ・ペリー、エインズレー・ダンバー、グレッグ
・ローリーも含む)がロックの殿堂入りをしましたが、今後さらに10年
ぐらい活動を続けたらアーネル・ピネダも殿堂入り出来るかも知れないと
いうことで、新生ジャーニーがさらに10年後まで、活動を続けることを
期待しています。(別に10年でなくても20年でも構いません)


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