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ブライアンズタイムの産駒が1700勝 [競馬]

2013年に既に死亡していますが、三冠馬ナリタブライアンの父として
知られているブライアンズタイムの仔がJRA通算で1700勝目を達成
しました。(日本の競馬史上では三位になります)

Brian's_Time.jpg

今はもう破産してしまいましたが、早田牧場(早田光一郎氏)が輸入して
種牡馬を繋養するために設立されたCBスタッドで繋養されて、英国から
輸入されたパシフィカスとの間に生まれた仔が、ナリタブライアンとして
三冠を達成し、その後もサニーブライアンやタニノギムレットなど三頭の
日本ダービー馬やマヤノトップガン、ノーリーズンなどの名馬の父として
サンデーサイレンスやトニービンと同世代の種牡馬として活躍しました。

ちなみにブライアンズタイムの父ロベルトと、サンデーサイレンスの父の
ヘイローは兄弟(母は違うので半兄弟ですが)両者ともターントゥ系とか
ヘイルトゥリーズン系と呼ばれます。


優良な牝馬を多数保有する社台グループのノーザンテーストが1757勝
なのに対して、途中で牧場が破産してアロースタッドに移籍した経緯とか
牝馬の質のバラつきなどを考えると、ブライアンズタイムの血統を継いだ
仔馬たちが1700勝を達成したというのは凄いことだと思います。

ナリタブライアンが引退して種牡馬になった後、わずか二年後に胃捻転に
よって死亡してしまったことで、早田牧場の業績に問題が発生し、資金の
不足から破産、社長の早田氏も横領罪で逮捕拘留ということになりました
が、この一連の流れがなければもっと多くの産駒を残せたのではないかと
思ったりもしますが、済んだことですから仕方ないですね。







ナリタブライアンをリアルタイムで見られただけでも良かったです。

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競馬道OnLine編集部

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JUNKO

美しい姿ですね。ほれぼれします。
by JUNKO (2016-05-02 19:16) 

suzuran

JUNKOさん:
コメントありがとうございます。

もしもと言っても仕方ないんですが、ナリタブライアンが
早逝しなかったら、父のブライアンズタイムと同じような
美しい馬体の仔をたくさん送り出せたと思います。
by suzuran (2016-05-03 07:26) 

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