アメリカン・スナイパー

クリント・イーストウッドが監督し、今年のアカデミー賞にもノミネート
されている、アメリカ軍の史上最強のスナイパーとされていた人物の伝記
を映画化した作品です。



イラク戦争にアメリカ海軍の特殊部隊（ネイビーシールズ）として、４度
従軍し、狙撃した敵兵（主にアルカイダの幹部戦闘員）が１６０人を超え
アルカイダから「悪魔」と、呼ばれて懸賞金をかけられていたスナイパー
として知られていたクリス・カイルを英雄として扱うのではなく、徐々に
心を病んでいく父親として家族と葛藤する姿が描かれていることが好感を
持って受け入れられ、戦争映画でありながら、アメリカでの観客は女性の
割合が多めになっているようです。

クリス・カイル本人はアメリカ・テキサス州の射撃場でＰＴＳＤになって
支援を求められていたイラク帰還兵の男性を手助けしていた時に撃たれて
２０１３年の２月に死亡しています。

シリア・イラクの内戦から生まれたイスラム国の壊滅を目標にアメリカを
中心とした有志連合が空爆を続けていますが、この戦いの「義」はどこに
あるのかの答えを導く道標になる映画と言えるかも知れません。

日本での公開は２月２１日からです。

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タグ：ネイビーシールズ PTSD イラク戦争 スナイパー アカデミー賞

コメント 2

面白そうな映画ですね♪
by パパ太郎 (2015-02-03 20:11) 

パパ太郎さん：
コメントありがとうございます。

現在のシリア・イラクの状況を知るためにも観ておきたい映画だと思います。
by suzuran (2015-02-14 08:21)